『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』

『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』のブルーレイやDVDがおさめられたMovieNEXが今週末16日(金)にリリースされるのを記念して、本作のメイキング映像が公開になった。緊迫感あふれるバトルシーンはどのように撮影されたのか? 撮影現場の模様とスタッフのインタビューを交えて、創作の裏側に迫っている。

『シビル・ウォー』/メイキング映像

アベンジャーズは、キャプテン・アメリカやアイアンマンなどが集結した組織。彼らはこれまで数々の危機に立ち向かってきたが、その度に甚大な被害をもららせてしまったために、彼らを国際的な組織の管理下に置くプランが出され、メンバーの意見が対立する。

本作で重要な役割を果たすのはキャプテン・アメリカ=スティーヴ・ロジャースの親友ジェームズ・バーンズだ。スティーヴが“バッキー”と呼ぶこの男は、かつて死んだと思われていたが、洗脳された暗殺者としてキャプテンの前に姿を現し、ふたりは激しい戦いを繰り広げてきた。周囲はバッキーを危険人物とみなしているが、キャプテンは彼の中に心優しいバッキーが残っていると確信している。この“ズレ”が本作の物語の中で大きなポイントになっている。

このほど公開になったのは、セットでの撮影初日の様子を収めたもの。アンソニー&ジョー・ルッソ監督がスタジオの様子を案内した後、キャストたちがバトルシーンのリハーサルを重ねた後に撮影が行われる場面が登場。激しいアクションは、クリス・エヴァンスらキャストがハードな訓練を積んだ上で可能な限り“本人”によって行われており、スタジオには綿密に計算されて設計されたセット、各種ワイヤー、デジタル合成用のグリーンスクリーンが設置され、緊迫感あふれる格闘シーンが撮影されていく。

映像のラストにはバッキー役のセバスチャン・スタンの豪快なダイヴシーンが登場。高所からためらうことなく飛び降りるバッキーをワンカットで捉えたカットで、間もなくリリースになるブルーレイ/DVDでは、このシーンの“完成版”を観ることができる。

『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』
デジタル先行配信中
9月16日(金) MovieNEX発売