映画『泣き虫ピエロの結婚式』の完成披露試写会が12日、東京都内で行われ、出演者の志田未来、竜星涼、新木優子、御法川修監督が出席した。
第4回日本感動大賞を受賞した同名小説を映画化した本作は、皆を笑顔にすることを夢見る道化師見習いの佳奈美(志田)と、笑顔を忘れた透析患者の陽介(竜星)の切ない純愛を描く。
この日、志田はウエディングドレス、竜星はタキシードを着用し、来場者にもドレスコードを設けて劇中の結婚式のシーンを再現した。
志田は「私、結婚しましたと言いたいぐらいの気持ちです」と照れ笑いを浮かべ、竜星も「気は引き締まりますよね。僕も結婚しましたという感じ。いつも以上にきれいです」と“花嫁”を褒めたたえた。
劇中ではピエロの衣装やジャグリングなどにも挑戦した志田は「ものすごく難しかったです。見ているとすごく簡単そうだけど、きっとセンスが問われるものなんだろうと思いました」と語り、続けて、ジャグリングの練習中にひょっこり現れた竜星が軽々と成功させてみせたエピソードを明かし、「悔しくて、ちょっと帰ってほしいと思いました」と笑わせた。
竜星は「好奇心が先にいってしまいました。楽しそうで僕もやってみたいなと思って、やってみたら意外とできちゃったみたいな」と苦笑交じりに振り返り、「でもそれを長く続けるのが大変。(志田ができなかった)最初を知っているので、作品の中ではできるようになっていたからすごく練習したんだろうなとジーンとしました」とフォローした。
また、憧れの結婚式について竜星が「結婚はしたいですけど、そこまでの結婚願望はない。40手前ぐらいでできたらいいな」とつぶやくと会場から驚きの声が上がり、「じゃあ20後半ぐらいですかね」と押しに負けて軌道修正する場面も。
一方、志田は「私はずっと昔から結婚願望が強くて、前は23歳で結婚すると言っていたけどいま23歳。無理なので、少し伸ばして25、6歳でしたい。ウエディングドレスはお仕事で着る機会があるので、白無垢(むく)も着てみたいです」と乙女心をのぞかせた。
映画は9月24日からシネマート新宿ほか全国順次ロードショー。
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