テレビ東京 六本木3丁目移転プロジェクト ドラマスペシャル 宮部みゆきサスペンス「模倣犯」制作発表記者会見が14日、東京都内で行われ、出演者の中谷美紀、坂口健太郎、山本裕典、清水富美加、岸部一徳が出席した。
このドラマはテレビ東京が今秋、新本社へ移転することを記念した「六本木3丁目移転プロジェクト」のドラマスペシャル第1弾として2夜連続でオンエアする前篇・後篇あわせて約5時間という壮大なスケールで、原作の持つ世界観を丁寧に描く。
同局初出演となる中谷は、連続誘拐殺人事件を追うフリールポライター・前畑滋子を演じ、「技術のある記者ではないので、ただただ必死に力を傾けて書くしかないという役どころは、私も演技者として残念ながら技術がないのでただひたすらに演技するというところで少し滋子に共感できました」と役作りを語った。
見どころについて「清水富美加さんに泣かされまして…。本読みのときから大ファンになってしまいました」と絶賛した。予想外の感想だったのか、驚いた様子の清水は「え、そうでしたっけ。ああ、あとでグミを差し上げます」とうろたえながらつぶやき、すかさず中谷が「グミはいらないです。でも好き。ファンです」とほほ笑んで笑わせた。
また、事件のカギを握る網川浩一(ピース)役の坂口との初共演で「なんとなくゆるキャラのようなふんわりした感じで、今はやりの塩顔男子っていうらしいですね」とこれまでの印象を語り、「のれんに腕押しみたいな感じかと思ったら、秘めた情熱があってしっかりしていて。とある映画館の年間会員になっていい映画を見ようと足繁く通ってらっしゃって…、未来に希望が持てました。良質な映画やドラマを見る方が坂口さんを通して増えるといいなと思いました」と期待を寄せた。
坂口は「共演してみて今もまだ(イメージの確信を)持てていないかもしれない。強い女性に見えるときもあれば柔らかく見えるときもあるし、大先輩ですがはかなくもいとしくも見える。いろいろな顔を持っている女優さんだと感じました」と印象を明かし、中谷は「こうだと決めつけられるのが苦手なので、すごくうれしいです」と喜んでいた。
ドラマは9月21日、22日午後9時から2夜連続でオンエア。
-
【週末映画コラム】気持ちのいい人情喜劇『あまろっく』/山田太一の小説をイギリス人監督が映画化『異人たち』
-
「自由に映像を撮れることを楽しんでいる作品だと思います」 山本奈衣瑠『走れない人の走り方』【インタビュー】
-
若手注目俳優の佐藤瑠雅&坂井翔、「どこにでもいる男の子たちの何気ない生活を描いた」“じれキュン”ラブストーリー「彼のいる生活」【インタビュー】
-
「Destiny」“奏”石原さとみと“真樹”亀梨和也の12年ぶりの再会に感動 「運命を感じる」「真樹の『泣くなよ』がよかった」
-
「お迎え渋谷くん」“渋谷大海”京本大我の雨の中のキスに反響多数 「横顔が美し過ぎる」「キュンを超えて面白い」
-
ドラマ「からかい上手の高木さん」月島琉衣&黒川想矢が撮影秘話を語る 映画版主演の永野芽郁&高橋文哉に対面し「うれしい」と感激
-
「トーマスの世界に、SDGsやリサイクルという概念が出てきた驚きがある」ディーン・フジオカ、やす子『映画 きかんしゃトーマス 大冒険!ルックアウトマウンテンとひみつのトンネル』【インタビュー】
-
「トーマスの世界に、SDGsやリサイクルという概念が出てきた驚きがある」ディーン・フジオカ、やす子『映画 きかんしゃトーマス 大冒険!ルックアウトマウンテンとひみつのトンネル』【インタビュー】