田中史朗 (パナソニック ワイルドナイツ) (C)F.SANO 田中史朗 (パナソニック ワイルドナイツ) (C)F.SANO

パナソニック×サントリー。『ジャパンラグビー トップリーグ 2016-2017』第4節で組まれた一戦は、至るところで豪華なマッチアップが実現する。最多優勝を誇る東芝を交え幾度も覇権を争い、好勝負を繰り広げてきた両軍。まずはキックオフ48時間前に発表された登録メンバーを見てみたい。

パナソニック×サントリー チケット情報

【パナソニック】
1稲垣啓太、2堀江翔太、3ヴァルアサエリ愛、4谷田部洸太郎、5ヒーナン ダニエル、6布巻峻介、7長谷川崚太、8ホラニ龍コリニアシ、9田中史朗、10ベリック・バーンズ、11児玉健太郎、12リチャード・バックマン、13タンゲレ・ナイヤラボロ、14福岡堅樹、15笹倉康誉、16坂手淳史、17川俣直樹、18平野翔平、19飯島陽一、20谷昌樹、21内田啓介、22森谷圭介、23北川智規

【サントリー】
1石原慎太郎、2青木佑輔、3畠山健介、4ジョー・ウィーラー、5真壁伸弥、6ツイ ヘンドリック、7西川征克、8ジョージ・スミス、9流大、10小野晃征、11松島幸太朗、12中村亮土、13デレック・カーペンター、14中靏隆彰、15塚本健太、16中村駿太、17森川由起乙、18須藤元樹、19篠塚公史、20竹本隼太郎、21日和佐篤、22大島佐利、23ナイジェル・アーウォン

稲垣と畠山の日本代表PRが対面でぶつかれば、谷田部と真壁のLO、福岡と松島のWTBでも日本代表同士の対面が激突。日本代表45キャップ・ホラニ龍コリニアシと豪州代表111キャップかつ2011・2012年度トップリーグMVP・スミスのNO.8対決があれば、日本代表・小野と元豪州代表にして2013・2014年度トップリーグMVP・バーンズによるSO対決もある。SHでも田中&内田×日和佐&流というこれまで日本代表を支えたベテランと今後の日本代表を担うであろう若手のコンビが手綱を握る。まさにタレントの宝庫。6月の日本代表にも、パナソニックは最多の8名、サントリーはそれに続く6名が選出されたのもうなづける布陣だ。

パナソニックは開幕戦こそヤマハ発動機にスクラムで蹂躙され黒星発進となったが、神戸製鋼、近鉄に連勝し、徐々に本領を発揮しつつある。一方のサントリーは第1節で近鉄を相手に1点差で勝利を収めると、続くホンダ戦で50-0の快勝、先週はリコーとの接戦を制し、3連勝を飾った。しかし、自慢のアタッキングラグビーはコンスタントに発揮できていないのが現状だ。順位こそ3位・サントリーを勝点3差で5位・パナソニックが追う形だが、下馬評はパナソニック有利である。

両軍の立場は、2013年度に逆転した。『プレーオフトーナメント2013-2014』決勝でサントリーを下した後、パナソニックは3連覇を達成し、準優勝に終わったサントリーは翌シーズンで5位、昨季はまさかの9位に沈んだのだ。果たして、両チームの力関係はそのままか、新たな変化が見られるのか。

パナソニック×サントリーは9月17日(土)・秩父宮ラグビー場にてキックオフ。同日はNEC×豊田自動織機も開催。チ