ルームエアコンの新製品「エオリア」

パナソニックは10月下旬から、エアコン「Eolia(エオリア) WX/Xシリーズ」の新製品17機種を順次発売する。新たに異なる温度の風を吹き分けることが可能となり、快適性の向上を実現した。

エオリアは、一つの熱交換器で異なる温度を作り出す「ダブル温度熱交換器」のほか、四つの吹き出し口から別方向に気流を届ける「マルチビッグフラップ」と「マルチルーバー」を新搭載した。従来機種から搭載する温冷感センサーもあるので、同じ室内にいる温度感覚が違う人を同時に快適にできる。

さらに、菌やウイルスに有効なOHラジカルの生成量が従来比10倍と進化したパナソニック独自の「ナノイーX」で、清潔性も向上。タバコ臭の脱臭スピードは従来比10倍で、無力化する花粉の種類をこれまでの4種類から12種類に増やした。

ラインアップと価格は、上位モデルの「WXシリーズ」が4kWから9kWで、「Xシリーズ」が2.2kWから9kW。いずれも価格はオープンで、税抜の実勢価格は「WXシリーズ」が31万円から42万円前後、「Xシリーズ」が25万円から40万円前後の見込み。