「天皇杯 JFA 第99回全日本サッカー選手権大会」決勝の舞台となる国立競技場 写真提供:(独)日本スポーツ振興センター 「天皇杯 JFA 第99回全日本サッカー選手権大会」決勝の舞台となる国立競技場 写真提供:(独)日本スポーツ振興センター

6年ぶりにサッカー『天皇杯』決勝が国立競技場に帰って来る。2020年1月1日(水・祝)、スポーツイベントのこけら落としとなる新しい国立競技場で『天皇杯 JFA 第99回全日本サッカー選手権大会』決勝がキックオフを迎えるのだ。“元日・国立・決勝”と来れば、正月の風物詩も復活である。明治神宮で初詣を終えてから国立へ向かうもよし、『天皇杯』決勝を観戦した後明治神宮へ向かうもまたよし。

「天皇杯 JFA 第99回全日本サッカー選手権大会」チケット情報

“杜のスタジアム”というコンセプトのもとに建築家・隈研吾らがデザインを担当した地上5階・地下2階の新スタジアムは、6万人もの大観衆を収容する。この晴れ舞台を目指すのがヴィッセル神戸と清水エスパルス、鹿島アントラーズとV・ファーレン長崎である。

4クラブとも国立のピッチに立とうと並々ならぬモチベーションを持っている。常勝軍団・鹿島は無冠でシーズンを終わるわけにはいかないし、神戸も「『天皇杯』優勝で(ダビド・)ビジャを送り出す」を合い言葉に一致団結している。清水は神戸との直接対決でここ5試合負けなしの3勝2分と相性の良さを誇り、鹿島戦は2戦2敗の長崎だが『天皇杯』最高位を更新し続けるJ2勢に失うものは何もない。

『天皇杯』準決勝は12月21日(土)・神戸×清水がノエビアスタジアム神戸、鹿島×長崎が茨城県立カシマサッカースタジアム、決勝は2020年1月1日(水・祝)・国立競技場にてキックオフ。準決勝のチケットは発売中、決勝のチケットは12月14日(土)午前10時より一般発売。『東京オリンピック・パラリンピック』のメインスタジアムとなる国立競技場で、2020年の幕開けとなる戦いを見届けてみてはいかが。