アート好きも、ネコ好きも満足

興味深く、愛らしい作品ばかりですが、特に注目すべき作品を見ていきましょう。

・「ねこ休み」×「チョーヒカル」第2弾

8月の「ねこ休み展 総集編」で登場した、『水を飲むのが下手すぎる猫』なごむくんとコラボした、巨大作品を制作したチョーヒカルさん。今回は同居猫のきなこちゃんが主役! こちらもリアルな仕上がりです。

・スター猫の晩餐

「ねこ休み展」でお馴染みのスター猫たちが、レオナルド・ダ・ヴィンチの謎多き名画を再現。ミステリアスな雰囲気を漂わせつつ、ほっこりする作品です。構図解説には猫たちの名前が書いてあるので、モデルになった猫を会場で探してみては?

・ましまろうが名画に変身!

灯さかすさんによる人気キャラクター、ましまろう。古今東西の名画になりきった作品がずらり。

<主な作品>
フェルメール「真珠の耳飾りの少女」

ゴッホ「夜のカフェテラス」、「ラ・ジャポネーズ」(うちわの枚数、角度にいたるまで同じにしているそう)

モネ「日傘の女」、「睡蓮」

ジャック=ルイ・ダヴィッド「サン=ベルナール峠を越えるボナパルト」

俵屋宗達「風神雷神図屏風」

葛飾北斎「富嶽三十六景 神奈川沖浪裏」

・カラフル! クールでかわいいポップアート

18歳になってもその美少女ぶりは変わらない、白猫のうらちゃん。ドレス姿もかわいいのですが、アンディ・ウォーホル風のカラフルなポスターになってもかわいいです。マリリン・モンローみたい!?

・しょんぼり顔ふーちゃんは、よそいき顔

もふもふの毛と、しょんぼりして見えるお顔が大人気のふーちゃん。いつもは関西弁の“おっさん”風なセリフがつけられていますが、今回はクールにモノクロ作品も紹介。かっこいい一面を見せています。

中には、シュールレアリスムの鬼才、サルバドール・ダリ風の作品もあります。ダリ髭もお似合いですね。

その他にも、近寄ってみるとまるで絵画のような風合いの作品や、自然の中で生きていく厳しさや、小さな命のひたむきさを感じさせるものなどがあり、ただかわいいだけの空間ではありません。