3:「話が通じないのは仕方がない」と諦めモードになる

「罵詈雑言を投げかけてしまいそうなときは、軽く深呼吸して『この人は未知の生物』『この人とは話が通じない』『この人は子どもなんだ』と自分に言い聞かせています。

そうすれば“仕方がない”と思えて、イライラが消えていくんですよね。諦める、というのと似た感覚かもしれません」(37歳/飲食)

「この人は未知の生物」とは、ある意味で真実です。一番身近な他人といえる夫は、それでもやはり他人で、完ぺきに理解することなどできません。

家庭をうまく回していくには、諦めも大事な感情なのだと思います。

4:無の境地にもっていく

「うちの夫は何度注意しても、お風呂上がりに体を拭かないまま、部屋中を歩き回るので、その度に床がびしょ濡れになるんです。

それに毎晩イライラさせられますが、心が乱れそうになると、5秒くらい呼吸を止めて、頭を無の境地にもっていきます。

そうして怒りが消えてから次の行動に出ると、喧嘩に到ることもありません」(33歳/主婦)

脳内から怒りの感情を吹き飛ばす作戦は人それぞれ。他には「目を閉じて深呼吸をする」といった意見もありました。

今起きているイライラする現実を一旦視界から消してしまうのも有効なのではないでしょうか。