相手のことを思えばこそのアドバイス。しかし、それがたとえ正論であっても相手の行動が変わらないことってありませんか?

相手がアドバイスを元に行動に移せない理由のひとつとして考えられることや、アドバイスをより相手の心に届けやすくするオススメの表現方法を、男女の傾向別にご紹介します。

正論であっても届かないアドバイス

男性は自分の信念を曲げられない

男性にアドバイスをしても相手の行動が変わらない場合、自分の信念を曲げることができなくなっている、という可能性が考えられます。

男性は「自分の考えを曲げること」が、「自分自身を全否定する」ように感じて動けなくなる傾向があるのです。

物事を積み上げ式で考えていくので、自分が今まで積み上げてきた経験をひとつでも「ダメ」と言われると、全てを否定されていると感じやすいのです。

女性は気持ちの整理をつけなければ進めない

女性へのアドバイスは、アドバイスをされた側の女性の「気持ち」に整理がつかない限り、たとえ正論であっても無駄に終わってしまう場合が多いです。

なぜかというと、女性は「気持ち」ベースで行動を決める傾向があるからです。

例えばその女性が「彼氏と離れたくない」と感じていたら、たとえ自分でも未来が無いと分かっていても、他者から「傷つくだけだから辞めておきな」とアドバイスをされても離れられないのです。