子どもにイライラしても怒らないためにできることはなにか

――しかし、怒りをそのままぶつけないように言い換えたり、そもそも怒らないようにしたりするには、心の余裕が必要ですよね……。子育てに対して余裕を持つために日々心掛けるべきことはあるのでしょうか?

心の余裕を持つにはやはり、予習が大切です!

育児書を読むなど、子育てに対しての勉強は妊娠中や子どもができる前からでもはじめたほうがいいですね。もちろん、いまからでも。

育児書の通りに育児しなさいということではなく、子育てに対する知識を蓄積することによって、想定の範囲を広げておけばいいのです。

子育てというのは、まだ言葉も話せない子どもを相手にするので、想定外なことが多いんですよ。でも、予習しておくことによって想定の範囲を広げておけば、余裕を持って対処することができますよね。

子育てだって、みなさんが学生時代にやっていた勉強と一緒なんです。

あとは「何があってもうちの子なら大丈夫」と、大きく構えること。根拠なんかなくたって良いんです。親バカだって問題なし! 子どもを信じて子育てすることが大事です。

今回インタビューした河村京子さんの著書『東大・京大生を育てた母親が教える つい怒ってしまうときの魔法の言い換え』(イースト・プレス)は、ついイライラしながら育児をして自分に自己嫌悪してしまう、そんな気持ちを抱えながらも毎日頑張るママにぜひ手にとってもらいたい一冊。

きっと自分自身にも自信が持てる育児ができるようになるはずです!

河村京子『東大・京大生を育てた母親が教える つい怒ってしまうときの魔法の言い換え』

ライター&エディター。マーケティング、広告関係の職種を経て、出産をきっかけにライターに。現在は女性向けや子育て関連等のwebメディアでライター、エディターとして活動し、2歳児のマイペースな息子にのんびり育児を実践中。猫と焼肉とビールをこよなく愛するテンプレート小市民。