今年も「本当に住みやすい街大賞2020」が発表されました。

このランキングは2017年からスタートしていて、地域により関東版、関西版、福岡版、東海版がありますが、評価対象が「住環境」「交通利便」「教育環境」「発展性」「コストパフォーマンス」の5項目になっていることから、子育て世代が住宅を選ぶ際はとても参考になるランキングとなっています。

来年の入学や転勤に向け、そろそろ引っ越し先を決めたいと考える人は多いですが、2020年版でトップ10に輝いた街はどこでしょうか。2019年版と比較しながらお伝えします。

本当に住みやすい街はココだ!2019年から選ばれている街はどこ?

国内最大手の住宅ローン専門金融機関であるARUHIは、「住環境」「交通利便」「教育環境」「発展性」「コストパフォーマンス」の5つの基準を設定し、お客様の膨大なデータを元に住宅や不動産の専門家が集まった選考委員による公平な審査のもと「本当に住みやすい街大賞」を選定しています。

またこの賞は、人々に住まい選びの参考にしてもらうことを目的にして公開していることが住まい選びにおいて最も参考になるデータとなります。では早速気になる2020年版でトップ10に輝いた街を見ていきましょう。

■10位:東雲(東京臨海高速鉄道りんかい線)

昨年はランク外だった「東雲」ですが、今年は10位にランクインしました。東雲は豊洲や有明に隣接し、近頃急速に発展しているベイフロントに位置しています。都心へのアクセスも良く、公園やスポーツ施設も多いため、住環境が良いと評判です。

■9位:ひばりヶ丘(西武池袋線)

こちらも昨年はランク外の「ひばりヶ丘」。

ベッドタウンとして生活関連施設も充実しており、良好な住環境が整っています。子育て世代が購入しやすい価格帯の大規模マンションが多く、今後駅周辺の再開発がますます進められる予定ですから、更なる発展が期待できそうです。

■8位:小岩(JR総武本線)

昨年は9位で今年は順位を1つ上げ8位にランクインしたのは「小岩」です。東京駅まで20分、新宿駅まで30分と都心へのアクセスは良好で、会社勤めのパパには嬉しい立地となっています。

そんな好立地な小岩ですが、便利な割には新築の分譲価格が安く、子育て世代には住みやすい街となっており、駅の南口の大規模再開発は現在も進行中なことから、今後も更なる発展が見込めそうです。

■7位:武蔵小金井(JR中央本線)

昨年はランク外の「武蔵小金井」ですが、2020年に向け現在も駅周辺で再開発が続いており、とても便利な街となりました。

駅から少し離れると閑静な住宅街が広がっており、都立小金井公園など自然も豊かで住環境が良いと評判です。教育関連施設も豊富に存在するため、子育て世代には嬉しい環境が整っています。

■6位:王子(JR 京浜東北線)

2020年版で初登場したのは東京の北区に存在する「王子」。JRや私鉄など3路線が乗り入れており、都心までのアクセスは抜群です。音無親水公園など近くには公園が多く、文化施設や博物館などの芸術施設も多いため、子育てしやすい環境になっています。