2つの気流のコンビネーションで快適さが高まった「うるさら7(Rシリーズ)」新モデル

ダイキン工業は、今まで暖房にしかなかった壁に沿って気流を下向きに吹き出す「垂直気流」を冷房にも採用したルームエアコン「うるさら7(Rシリーズ)」を、11月1日に発売すると発表した。価格はオープンで、税込の実勢価格は23万円前後から。

ダイキン工業空調生産本部小型RA商品グループリーダーの今中俊行主任技師は、「誰もが、どこでも、いつでも快適と感じる理想の室内環境を作る」と製品のコンセプトを説明し、「天井に沿って気流を吹き出すサーキュレーション気流と、垂直気流を組み合わせ、さらに住環境に合わせた運転をすることで実現する」と話した。

新製品の特徴は、2つの気流を組み合わせたことと、リモコンのボタンひとつで快適な温度と湿度にコントロールする「快適エコ自動」が進化し、住環境に合わせた運転が可能になったこと。天井に沿った気流で部屋の奥の壁まで風を届ける「サーキュレーション気流」と、壁に沿って気流を下向きに吹き出す「垂直気流」が自動的に切り替わり、人に直接風を当てることなく、通常の冷房運転の約3倍の速さで、部屋全体の温度ムラをすばやく解消するという。また、暖房時は、「垂直気流」と「無給水加湿(うるる加湿)」のダブル効果で、肌を乾燥しにくくする。

新たに搭載したフィードバック学習制御は、運転開始時の温度や室温目標までの時間、圧縮機の回転情報を学習し、運転開始時の消費電力を最大約20%削減した。

ラインアップは、おもに6畳用から29畳用までの10サイズ。14畳用は単相100Vと単相200Vの2モデルを用意する。価格はすべてオープン。税込の実勢価格は23万~42万円前後で、14畳用は29万円前後の見込み。