まずは開発最終段階のベータ版製品としてリリースする

セブン・ドリーマーズ・ラボラトリーズは、世界初の全自動衣類折りたたみ機「laundroid 1 - ランドロイドワン -」を開発し、2017年3月から予約販売をスタートすると発表した。価格は未定。

2005年から独自に衣類折りたたみ技術の開発を進めていたセブンドリーマーズと、パナソニック、大和ハウス工業の三社で合弁会社、セブン・ドリーマーズ・ランドロイドを2016年4月に設立し、開発を進めてきた。画像解析・人工知能AI・ロボティクスの三つの技術を融合させ、面倒な衣類をたたむ作業を自動化し、家事の負担を軽減する。

乾いた衣服を「ランドロイドワン」に投入すると、画像解析で識別し、衣類にあわせて適切にたたむ仕組み。データベースは蓄積によって成長し、あらかじめ設定しておけば、アイテム・持ち主ごとに仕分ける。

2017年3月に予約販売をスタートする「ランドロイドワン」は、ハードウェアとしては完成しているが、ソフトウェアに関しては開発・更新を続ける開発最終段階のベータ版製品となる。ソフトウェアの開発が完了した完全製品版は、2018年3月に予約販売開始を目指す。