ハリウッド・ウォーク・オブ・フェイムに名前が刻まれたジョン・ラセター氏(写真中央)

『トイ・ストーリー』や『カーズ』などを手がけるジョン・ラセター監督が、米国映画界で輝ける功績をのこした人々に与えられる“ハリウッド・ウォーク・オブ・フェイム”の星を授与され、現地時間1日にセレモニーが行われた。

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“ハリウッド・ウォーク・オブ・フェイム”は、カリフォルニア州ハリウッドにある約5kmほどの歩道のこと。ここには米国映画界で活躍した人々の名が刻まれた星のプレートが埋め込まれており、ここに名を連ねることはハリウッド最高の栄誉ともいわれている。1日のセレモニーには、俳優のオーウェン・ウィルソンや、音楽家のランディ・ニューマン、女優のボニー・ハントら共に作品作りをした仲間や関係者、そして最新作『カーズ2』に登場する人気キャラクター、マックィーンとメーターが会場にかけつけ、ピクサー誕生から25周年の記念すべき年でのラセター監督の“殿堂入り”を祝福した。

ラセター監督は、まだコンピュータ・グラフィックスが発展途上にあった段階からその可能性に着目し、先ごろ亡くなったスティーヴ・ジョブズ氏の強力なサポートに助けられながら、史上初の長編CGアニメーション映画『トイ・ストーリー』を発表。その後も巧みなストーリー展開と練りに練ったキャラクター造形を武器に大ヒット作を連発。同時に技術の発展にも尽力し、かつては無機的で表現に限界があると思われていたCGを駆使して“CGアニメで観客の心を揺さぶる”という25年前には誰もが想像しなかった偉業を成し遂げた。

ちなみに、そんなラセター監督が映画史にその名を残したのは『トイ・ストーリー』シリーズだが、監督が最も強い思い入れをもって製作したのが『カーズ』シリーズだ。ラセター監督は自らの自動車への想いと、冒険への憧れ、そして熱い友情のドラマを本シリーズを通じて描き、最新作『カーズ2』では、自身が映画のキャンペーンで訪れた日本や英国の思い出も盛り込むなど、ピクサー流のエンターテインメント作でありながら、ラセター監督の思い入れがつまった作品に仕上がっている。

『カーズ2』
※12月2日(金)発売
・3Dスーパー・セット(4枚組/デジタル・コピー&e-move付き)6090円
・ブルーレイ(3枚組/デジタル・コピー&e-move付き)3990円
・DVD+ブルーレイセット 3990円
・カーズ1&2 ブルーレイセット(3枚組)7140円
・DVD 3360円
・コンプリート・ボックス(5枚組/完全数量限定3,000セット オンライン限定商品)20790円
※価格はすべて税込み
※ブルーレイ3D、ブルーレイ、DVD同時レンタル開始 オン・デマンド同日配信開始
※発売元:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン