——理想的!支援型の親って?

支援型の特徴は、次のとおりです。

<支援型>

・子どもを信頼し、子どもに対する関心が高く、子どもとの時間を大切にする。

・子どもをよく観察し、子どもの自主性を重んじ必要なときには手を差しのべる。

・子どもの好奇心を大切にし、子どもの疑問には答ではなくヒントを与えて考えさせる。

・ 生活の中で子どもと一緒にすごす時間を大切にし、ものを与えるより経験を大事にする。

では、「支援型」の親って具体的にどういう事をしているの? 

→詳しくはこちらの記事「子どもが“高学歴・高収入”になる「支援型」の親ってどんな親?」(平川 裕貴)を読んでみてください。

支援型の親に育てられると、子どもは高学歴・高収入なだけでなく、人生に対して前向きで幸福感を感じやすくなるようです。

——実は「厳格型」も高学歴・高所得に!

以前独自に行った「【ママにリサーチ!】子どもの将来を決める子育てタイプ6つ、あなたはどれ?」の調査では、「支援型」に当てはまる親がトップ50%越、そして、2番目に多かったのが「厳格型」で約20%となりました。

厳格型の特徴は以下。

<厳格型>

・子どもに多くのルールを科し、子どもの自主性より親の敷いたレールを歩ませることに重点をおく。

・親の価値観こそが絶対だと考え、それに従わせようとする。

・厳しいルールを与え、子どもの自主性や自立よりも親のいいつけやルールに従うことを大事にする。

・ルールを守り、規則正しい生活習慣を身につけさせる。

厳格型の親に育てられると、学校では行儀もよく優等生になり、平均より裕福になります。でも本人が幸福だと感じることが少なく、ストレスを感じがちになってしまうようです。

→その他を含めた6タイプの詳細はこちらの記事「子どもが“高学歴・高所得”になる、親の特徴が判明! あなたはどのタイプ?」 (平川裕貴)でチェックを。

今回の調査では、じつに半数が幸福感を感じやすくなるという「支援型」にあてはまっていますが、逆にいうと「厳格型」タイプも含めた残りの半数、2人に1人は、子どもを“幸福感を感じづらいタイプ”にしてしまっているとも言えるようです。