トップ選手を特別な存在ではないと感じられる環境~世界で戦える選手の育成~

-DeNAの実業団選手との交流などはあるのですか?

田幸:はい、DeNA Running Clubの瀬古利彦総監督を始め、DeNA Running Clubアカデミー育成テクニカルダイレクターで東海大学陸上競技部長距離・駅伝監督の両角速先生や、世界のトップで戦うカロキ選手の他、スケジュールさえ空いていれば所属するトップ選手と触れ合う機会があるというのもアカデミーの強みです。

アカデミー生には、刺激を受けると同時に、トップレベルの選手を特別な存在ではなく、身近に感じることで自然と世界を意識できるようになってほしい。

そうすることで選手が目標に対し壁を作らず、高い目標を自然と持てるようにモチベーションをあげること、それが選手個々の可能性の広がりにも繋がってくることを期待しています。

-U-12、U-15以外にもカテゴリーは拡大していくのですか?

田幸:そうですね。U-15の選手が成長し、将来的にはU-18(高校生)のカテゴリーの設置も考えています。

但し、高校の陸上部との関係も出てきますので、その辺はこれから、共に強くなっていけるような環境を整備し関係を構築したいと思っています。

まずはU-12の中からU-15へ、そしてトップチームに上がってくる選手が出てきて欲しいと思いますし、将来的に世界で戦える選手に成長してもらったらいいなという思いはものすごくあります。楽しみですね。