主演の佐々木希

 映画『いきなり先生になったボクが彼女に恋をした』の完成披露上映会舞台あいさつが11日、東京都内で行われ、出演者のイェソン(SUPER JUNIOR)、佐々木希と朝原雄三監督が出席した。

 本作は、恋人に振られ、沖縄出張中に会社が潰れたヨンウン(イェソン)と、韓国語をマスターしなければ旅行会社をクビになるシングルマザーのさくら(佐々木)という崖っぷちに立たされた2人によるロマンチックなラブストーリー。

 イェソンは役作りのために体重を4キロ増やして臨んだそうで「その後8キロ痩せました。不細工なヨンウンはいかがでしたでしょうか」と笑いを誘い、「僕の心に感じた温かいものを見た方にも感じてもらえたらうれしいです」と呼び掛けた。

 佐々木は、挑戦した韓国語について「現場に先生もいらっしゃいましたが、少しのニュアンスが難しかったりするので入る前までに準備してしっかり覚えるのが結構大変でした」と振り返り、「現場に入ってからは一番の先生がいらっしゃったので心強かったです。ありがとうございます」とイェソンに改めて感謝を述べた。

 懸命に韓国語に取り組む佐々木の姿は、日本で活動するため今も日本語を勉強しているというイェソンの目にも好意的に映った様子。「後々、韓国のドラマや映画に出演してくださったらいいですね」と期待を寄せ、佐々木も「その時もまた先生としてよろしくお願いします。共演できることを楽しみにしています」と再会を誓い合った。

 映画は11月3日から全国ロードショー。