自宅派:宅配も便利!自宅で赤ちゃんの気分にも合わせたお食い初め

自宅でお食い初めを行う場合、時間を気にすることなく、赤ちゃんが機嫌のいいタイミングで行えるのがメリット。オムツや着替え、ミルクなどたくさんの荷物を抱えて外出しなくてもよいので気楽という面もあります。

ただ、お祝い膳や歯固めの石などの準備が大変ですよね。両親などに協力してもらって料理を準備している人も多いようです。

また、仕出しや宅配を利用するのも便利。塗りの器を貸してくれたり、歯固めの石がセットになっていたりするものもあり、自宅で本格的なお食い初めを行うこともできます。

セット以外にも、自宅での調理が難しい尾頭付きの鯛や赤飯だけを注文するのもおすすめです。

自宅でお食い初めを行う場合は、あまり形式にこだわりすぎないのもポイント。家にある食器や離乳食用の食器を使ったり、お祝い膳も簡単にできるレシピなどを活用してみてください。

赤ちゃんの成長を祈って、記念になる1日を

筆者は子どものお食い初めは自宅で簡単に行いましたが、箸を口に近づけただけでなぜか大泣きしてしまい、ほとんど何も行えずに終わりました(笑)。

しかし、それも今ではとても良い思い出になっています。

「儀式」というととても堅苦しく感じますが、お食い初めは赤ちゃんの成長を願うお祝いの日。それぞれの家族に合ったスタイルで、思い出に残る1日になるとよいですね。

ライター。音楽系の出版社で6年間勤務した後、かねてからの目標であったアメリカでの短期留学を果たし、現地でフリーペーパー制作のボランティアを行う。帰国後は、実用書を扱う出版社にて女性エッセイや心理本などの編集を担当。その後、ライターとしての活動を始める。北欧のヴィンテージ食器が好き。