(左から)登坂絵莉選手、橋本マナミ、さとうけいいち総監督、郭智博、小野大輔、M・A・O、池田秀一、川村泰監督、GENKING

 映画『GANTZ:O』の初日舞台あいさつが14日、東京都内で行われ、声優の小野大輔、M・A・O、郭智博、池田秀一とさとうけいいち総監督、川村泰監督、“応援隊”として橋本マナミ、GENKING、リオデジャネイロ五輪レスリング女子48キロ級金メダリストの登坂絵莉選手が出席した。

 本作は、死んだはずの人間たちと謎の星人との壮絶な死闘を描く奥浩哉氏によるSFアクションコミック『GANTZ』から人気のエピソード「大阪編」をフル3DCGアニメーション化。主人公・玄野計が死亡した世界で、加藤勝(小野)を筆頭に東京と大阪のガンツチームが“妖怪軍団”に戦いを挑む。

 加藤役の小野は、完成した本編を見て「役者としてもガンツファンとしてもありがとうと思いました」とガンツ愛を語り、「どんな作品になるのか完成形を見るまで実感が湧かなかったけど、最終的に見て思ったのはこれはガンツだった。俺たちの好きなあのガンツがこれだけのクオリティーでここにあるということが、すごくうれしかったです」と喜んだ。

 ガンツファンの橋本は「最初からものすごく面白くて、ガンツの世界観がリアルに描かれて興奮しっ放し」だったといい、劇中の人気グラビアアイドル・レイカについて「3DCGですごくリアルで完璧に描かれていて、胸がきれいだしボディーラインがセクシーで素晴らしかったです。レイカに負けないように出してきました」と胸元をのぞかせた。

 GENKINGは「何よりも加藤がかっこ良過ぎて、そこばかり見てしまいました。加藤みたいな彼氏を作りたい」とべた褒めで、小野が「ありがとうございます。光栄です」と笑顔を見せた。

 一方、登坂選手は「戦うことが好きなので、(大ボスの)ぬらりひょんと戦ってみたいと思いました」と笑いを誘い、「棒立ちなことが多いので私のタックルならかんたんに倒せると思う」と闘志をみなぎらせていた。