映画『永い言い訳』の公開記念舞台あいさつが15日、東京都内で行われ、出演者の本木雅弘、竹原ピストル、池松壮亮ほかが出席した。
本作は、妻を亡くした瞬間に不倫相手と密会していた、涙を一滴も流せない男・衣笠幸夫のラブストーリー。
本作が7年ぶりの主演作となった本木。登場早々、この日は欠席した妻役の深津絵里に対し「今回20年ぶりに絵里さまと再会を果たしたんですけど、撮影はわずか2日だけで、また今日の晴れの日にお目文字できるのかと期待してましたが、天照深津神さまは天岩戸を開けてくださりませんでした…」とぼやいた。
さらに「深津ちゃんが大好きです。また20年先に老年カップルのラブストーリーでブイブイいちゃつきたいです」とラブコールを送った。
ミュージシャンとして活動する竹原の演技については「存在感が素晴らしかった。完全に食われていた。また映画館にも帰って来てほしい」と絶賛した。
池松については「(池松に)タックルされて引きずられるシーンで、私のたぷんたぷんのおなかがシャツから露わになるのが丸映りしているんじゃないかって気にしてブツブツ言っていたら、本番で池松さんがタックルして芝居をしながら私のシャツを直しておなかが見えないようにしてくれたんです」と撮影時のエピソードを披露。
池松も「監督は本木さんのおなかを映したそうな気がしたんだけど、本木さんがうるさいもんだから隠すしかないなあと思って…」と明かして、笑いを誘った。
このエピソードを聞いた竹原が「嫉妬を禁じ得ない。撮影期間中、本木さんは僕と一緒にいる時は、僕のことをかわいがってベタベタしてくださるんですけど、池松さんと一緒の時は池松さんとイチャイチャしてるので、僕と池松さんのどっちが好きなのかハッキリしてほしい」と直談判。
本木はすかさず「いや、こっち(竹原)は本妻。あっち(池松)は愛人」と“言い訳”した。
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