Windows 8対応タブレットが登場

【台北発】台湾エイサーは、「COMPUTEX TAIPEI 2012」の開幕前日、プレスカンファレンスを開催し、Windows 8対応モデルを多数発表した。「COMPUTEX 2012」に展示したモデルはタブレットからデスクトップPCまで、すべてがマルチタッチ操作に対応。今年秋の発売が予想されるWindows 8への取り組みが見て取れた。

●タッチ&フルHD対応の新ウルトラブック

ウルトラブックは、11.6型ワイド液晶搭載モデルと13.3型モデルを用意する「Aspire S7」を発表した。どちらも1920×1080ドットのフルHD表示に対応する。

バッテリ駆動時間は、11.6型ワイド液晶搭載モデルが約9時間、13.3型ワイド液晶搭載モデルが約12時間。どちらもCPUに超低電圧版の第3世代Coreプロセッサーを採用。また、新たにインテルとアップルが共同開発した高速データ伝送技術、Thunderbolt端子を搭載している。

●Windows 8対応タブレットやタッチ対応デスクトップが登場

タブレット端末は2モデル。ネットブックや多くのタブレット端末と同様、10.1型ワイド液晶を搭載する「ICONIA W510」は、キーボードドックに接続すると、そのままネットブックのようなスタイルで利用できる。もちろん、ディスプレイ部を取り外してスレートPCとして持ち歩くこともできる。

もう一つは、11.6型のフルHD液晶を搭載する「ICONIA W700」だ。キーボードドックはなく、縦置き・横置きに対応する専用クレードルにセットして、立てかけて利用できる。

このほか、デスクトップPCは、23型と27型の2モデルを発表した。27型モデルの「Aspire 7600U」はスウィーベル機構を備え、画面を90°回転させてテーブルのように平らにしたり、縦向きに立てかけたりできる。

これらもウルトラブック同様、Thunderbolt端子を搭載している。(デジタル&家電ライター・コヤマタカヒロ)

【「COMPUTEX TAIPEI 2012」現地レポート】

・ASUSが両面にタッチ液晶を搭載したウルトラブックを公開

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