最終的には、スタッフ数は多めで値段もリーズナブルな提示をしてくれた業者が一社あり、そこに頼むことにしました。

3社目にお会いした業者は「ここで即決で決めてくれたら(つまり4社目以降に会わないでくれたら)、○円にしますよ」と値引きを向こうから提示してきましたが、その提示金額より4社目のほうが安かったりしました。

まずは全社会ってみることをオススメします。

引越し前日から当日の苦労の第一は「子どもの体調」

引越し日程が決まってから当日までの一番の心配事は「子どもの体調」でした。もし引越し当日に発熱されたら、これは大変です。

しかも、下の子は0歳児保育ですから、保育園で風邪をもらってくる可能性も高く、直前までひやひやしました。

子どもふたりを保育園に連れていった後、荷物の梱包を行い、子どもが戻ってきたらご飯をして就寝、また子どもふたりを保育園に連れていったあと、荷物の移動、という2日がかりの作業でしたが、子どもが病気にならなかったことはラッキーだった、としか言いようがありません。

ちなみに、もしも風邪を引いたりした場合は、兆候が見えた時点でジジババ宅へ連れて行くことを考えていました。両親の都合もありますから、早めの予約をしておくといいでしょう。

引越しらくらくパックは本当にラクラクか

今回の引越しでは、いわゆる「引越しらくらくパック」を使いました。荷物も多いし、子どももいるので梱包や開封について時間も取れないと考えたからです。

子育て世帯の引越しでちょっと気になる、らくらくパック(おまかせパックともいう)のレビューをしてみたいと思います。

梱包や開梱作業について、人数を多くして一気にすすめられることはやはりメリットです。

自分たちで梱包したら一週間かかっても間に合わないところ、前日の一日だけで梱包し、半分以上は当日開梱ができましたので、生活への影響は引越し前日と当日だけに抑えることができました。

しかし、「引越し翌日から変わらない生活」とまで期待をしていないほうがいいでしょう。

確かに荷物を開梱して棚に詰めてはもらえるものの、「なんでここにつめこまれているの?」「どこに詰めたの?」というような荷物が相当にあって、ちまちまと入れ替える作業がしばらく続きました。

新しい部屋のレイアウトや家具や棚数はどうしても旧居と変わります。梱包時の荷物指示や、開梱時の指示が甘いとあとで苦労することになります。

これは業者の問題なのか、指示する私たちの問題だったのかは今でも分かりませんがいくつかアドバイスをしておきましょう。

梱包時には「この荷物はどの部屋へ運ぶ荷物」という指示、「この棚はこのままを新居でも再現する」というような指示をしっかり出すことが大切です。

必要なら元のレイアウトをスマホで撮影、プリントアウトして、棚に貼ったり、スタッフに渡しておくといいでしょう。

ついつい自分も梱包や開梱に手を出してしまうのですが、これもよくありません。自分が作業に手を出すと、知らないところで梱包、開梱が進行してしまいます。

自分はひたすら指示をするだけにしておくことをオススメします。