「妻にモテたいというのが僕自身のモットー」と語ったユージ

 2016年一番育児を楽しみ・頑張ったパパを表彰する「イクメン オブ ザイヤー2016」授賞式が19日、東京都内で行われ、イクメン部門を柔道全日本男子監督の井上康生氏、リオ五輪卓球銀メダリストの水谷隼選手、ユージ、イクメンキャラクター部門をハローキティのパパで商社マンのジョージ・ホワイトがそれぞれ受賞した。
 娘のハローキティも応援に駆けつけ、ジョージは「キティとミミィは双子なので、子育ての大変さも2倍。小さいときからママを手伝えるときは積極的に手伝い、育児をしてきました」と二人三脚での育児を当時の写真と通訳を介して明かした。
 また、全国の保育士不足を解決する一助となるよう1年間にわたってPR活動を行う「男性保育士PR大使」に任命されると「子どもとの日常を楽しんで心のアルバムを増やしていきましょう」と全国のパパたちにメッセージを送った。
 卓球選手という職業柄、海外にいることが多い水谷選手は「日本にいるときは目いっぱい家族のために時間を使って、おむつを替えたりお風呂に入れたりしています」と語り、子どもは「最近は自分でラケットを持って素振りを始めました。プロとして生活できる人間は一部しかいないので、やるのは自由ですが楽しくやってほしい」と期待を寄せた。
 井上氏も「父親として名誉あることでうれしく思いますが、イクメンと呼ばれていいのかいまだにわかりません。もっともっと頑張っていかないとと思うのが正直なところ」と妻・東原亜希の偉大さに感謝を述べ、子どもたちには「今回の五輪は非常に興奮して見ていたので、どういう道に行くか分からないけど本人が行く道は応援してあげたい」と親心をのぞかせた。
 ユージは「妻にモテたいというのが僕自身のモットー。夫婦間のいい関係を見て結果的に子どもたちもハッピーになると思うので、夫婦が向き合う時間を大事にしています」と持論を展開し、「長女は妻に似ているけど下の子が僕の赤ちゃんのころにそっくり。女の子だけど、大人になってからJOYいじりされるのではないかと心配です。僕がJOYと言われるのはいいけど、娘がJOYと言われるのは許しがたい」と笑わせていた。

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