夫婦が共働きでも、主に育児をするのはママが多いはず。専業主婦のママはさらにその傾向が強く、パパはほとんど育児に協力しない家庭も。

ちょっとした夫婦間の意識のズレを修正しないと、大きな溝になってしまうかもしれません。今回は、ありがちですが気をつけたい夫婦のズレを4選ご紹介します。

恋人時代はどんなにラブラブなカップルでも、結婚するとふたりの関係性が落ち着くことはあるでしょう。さらに、子どもが生まれると、家庭の要素に“育児”が入ってくるため、いつまでも新婚時代のように過ごす夫婦は少なくなってくるものです。

夫婦としてお互いのポジションが確率してくるにつれて、女性として妻を見たり、男性として夫を見たりすることも少なくなることも。

家族という強い絆で結ばれているわけですから、年を重ねるにつれて意識が変わることも受容範囲とはいえ、ちょっとした意識のズレをそのままにしておくと、いずれ大きな溝となってしまうおそれがあります。

そこで今回、気をつけたい夫婦のズレを4つご紹介しましょう。

夫婦の間にめばえる意識のズレ

1.家のことは妻がやるのが当たり前の環境

専業主婦でずっとおうちにいる方は、妻として家事を引き受けることは想定内ということも少なくありません。

ですが、時に体調を崩したり、羽を伸ばしたりしたいときに、ご主人が非協力的だと落胆してしまうことがあるでしょう。

共働きの家庭では、お互いに家事の分担ができているケースもありますが、だいたいは女性側が家事を担うことが多いようです。さらに、お子さんがいて共働きの家庭でも、女性側が主に家事をする傾向があり、負担が大きくなっている場合も。

いまだに“家のことは全部妻がやる”環境を当たり前に思う男性もいるようで、そのことに納得している女性ならいいのですが、そうではない場合、夫婦間の意識のズレがどんどん大きくなってしまうでしょう。こまめに気持ちの確認をし合って、ズレを解消したいものです。

2.ママだけが子どものお世話をする現実

お子さんがいる家庭の場合、ママが家にいて育児に専念できるときはいいのですが、それでも時には息抜きしたくなるママもいる様子。

そんなときに、パパが子どもの面倒を見ることをいやがったり、「それは妻の仕事だろう」という意識が強いと、うまくいきません。

さらに共働き家庭のママの場合、仕事と育児を両立するのは慣れるまで結構時間がかかるでしょう。とくにお子さんが小さいうちは、病気にもかかりやすく、そのたびに仕事を休んで看病するのも圧倒的にママが多いのが現実です。

そういった生活を繰り返すうちに、ママとパパの間に不穏な空気が生まれてくることも考えられますから、育児に対する意識のズレを放置しておかずに家庭内でよりよい対処法を話し合っておきたいところだといえるでしょう。