「ガスター10」新CMのシーン

 「ガスター10」シリーズのパッケージリニューアルに伴い、新イメージキャラクターに俳優の濱田岳を起用した新CMがスタート。21日から全国でオンエアする「上司」篇には、濱田の上司役として本田博太郎が出演する。

 このCMで濱田が演じるのはインフラ事業会社に勤める入社8年目の男。お人よしで小心者だが意外と立ち直りも早い…。しかし仕事や家庭でのストレスで、時につらい胃痛に悩まされているという設定だ。

 第1弾となる「上司」篇では、得意先との打ち合わせ後のエレベータ内で、得意げに「また、得意先に気に入られちゃいました」と話す濱田に、本田が「私には気に入られてないのに」とにらみをきかせるところからスタート。そんな上司に濱田は「胃が痛ーい!」と絶叫するも、「ガスター10」に助けられ、翌日はさわやかな笑顔を見せる…といった内容だ。

 撮影現場では、CMの設定と打って変わり、談笑する2人。撮影中も、本田のすごみのある演技に、濱田は驚いたりおびえたり泣きそうになったりと、さまざまなバージョンの演技を披露した。さらに、「胃が痛ーい!」と叫び、カバンを落とすシーンでは、アドリブでカバンを上司に持たせるという一幕も。それに対して本田も瞬時に受け取るなど、そんなアドリブ合戦にスタッフも爆笑。監督から「終わらせる気ないでしょ」と言われた濱田も「楽しくなっちゃいました」と認め、笑顔を見せた。

 このCMシリーズは“日本一逃げ場のない男”をテーマに描かれており、年内には濱田がプライベートでも追いつめられるさまを描いだ第2弾のオンエアが予定されている。