「レグザブルーレイ」の新製品

東芝映像ソリューションは、ブルーレイディスク(BD)レコーダー「レグザブルーレイ」の新製品4機種を11月上旬に発売する。新たに「時短」に役立つ機能を備えたほか、外出先からスマートフォン(スマホ)を使って番組の予約が可能になった。

都内で開いた説明会で、東芝映像ソリューション VS第一事業部の北原正宏事業部長代理は「ICT時代になって毎日の生活は忙しくなったが、録画した番組を見たいという人は多い」と述べ、レコーダーの必要性を強調した。

その上で、レコーダーのユーザーを対象としたアンケート調査の結果を紹介。女性の比率が37%とここ5年で最も高く、家族と使用する人が60%だったと説明し、「女性」と「家族」をマーケティングのキーワードに設定したと紹介した。

「見る」機能に関しては、録画した番組を自分の時間に合わせて視聴できる、「通常再生」「らく見」「らく早見」「飛ばし見」の4種類の再生コースを用意した。「らく見」「らく早見」コースでは、番組の内容を省略することなく、「時短」で視聴可能。また、コースごとに視聴にかかる時間が表示され、空き時間を有効活用しながら録画した番組を楽しめる。

録画機能では、従来の「おまかせ自動録画」を強化し、インターネットに接続しなくとも毎日更新されるリストから好みの人物を選んで、自動録画を設定できるようになった。

番組予約機能では、パソコンに加え、スマホからの予約もできる「新ネットdeナビ」を搭載。さらに、SeeQVault対応SDカードへの自動転送も可能になり、同社 VS第一事業部 商品企画部 ペリフェラル担当の澤岡俊宏参事は「録る、見る、残すの基本機能で時短を実現した」と話した。

価格はオープン。税別実勢価格は、3番組同時録画に対応した容量2TBの「DBR-T2007」が8万5000円前後、1TBの「DBR-T1007」が7万5000円前後、2番組同時録画に対応した1TBの「DBR-W1007」が6万5000円前後、500GBの「DBR-W507」が5万5000円前後の見込み。