現行のフォーマットで行われる『FIFA クラブワールドカップ』が日本で観られるのは、今年が最後かもしれない。と言うのも、2017・2018年はUAEでの開催が決定している。2019年以降の大会では、出場枠の拡大などが検討されているのだ。

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現在は各大陸王者6クラブと開催国のリーグ戦王者が覇権を争っている。2019年以降は出場枠を16クラブないし24クラブに拡大しようという動きがあるのだ。開催時期は現行の冬から夏へ移行し、2年に一度奇数年に開催する案が議論されている。ホスト国も持ち回りになるという。

話を『Alibaba E-Autoプレゼンツ FIFA クラブワールドカップ ジャパン 2016』に戻そう。日本で最後に観られる大会か否かはさておき、今年も“クラブ世界一決定戦”は盛り上がること必至。『UEFA チャンピオンズリーグ 2015-2016』覇者として、レアル・マドリード(スペイン)が来日するからだ。

レアルが『クラブワールドカップ』に出場したのは、2014年大会のみ。その年は日本開催ではなく、モロッコで行われた。レアルがプレシーズンに日本ツアーを組んでいたのは2003~2005年の話、最後の『トヨタカップ』出場も2002年まで遡らなければならない。ジダン監督率いるカリム・ベンゼマ、ガレス・ベイル、クリスティアーノ・ロナウドのBBC、トニ・クロース、イスコ、ハメス・ロドリゲスというタレント集団をスタジアムで観られるチャンスに、日本のマドリスタも歓喜していることだろう。

南米からはアトレティコ・ナシオナル(コロンビア)が初出場。北中米カリブ海王者・クラブ・アメリカ(メキシコ)は2年連続3度目、オセアニア覇者としてオークランド・シティーFC(ニュージーランド)は6年連続8度目の出場を果たす。アフリカ王者は10月23日(日)、アジア王者は11月26日(土)に決定。気になる開催国枠は12月3日(土)の『明治安田生命2016Jリーグチャンピオンシップ』によって決まる。

『Alibaba E-Autoプレゼンツ FIFA クラブワールドカップ ジャパン 2016』は12月8日(木)・横浜国際総合競技場・Jリーグ王者×オークランド・シティーFCのカードで開幕。準々決勝はアジア王者×クラブ・アメリカ、アフリカ王者×開幕戦の勝者のカードで12月11日(日)・市立吹田サッカースタジアムにて開催。アトレティコ・ナシオナルは12月14日(水)・市立吹田サッカースタジアム、レアル・マドリードは12月15日(木)・横浜国際総合競技場での準決勝に登場。決勝・3位決定戦は12月18日(日)・横浜国際総合競技場にてキックオフ。チケットは10月23日(日)昼12時より一般発売。