周囲の反響の大きさに驚いたという綾部祐二

 「HELLO KITTY MEN×西武渋谷店」プレス向けエキシビションが21日、東京都内で行われ、お笑い芸人の綾部祐二(ピース)が登壇した。

 来年4月から活動の拠点を米ニューヨークへ移すことを発表した綾部は、周囲の反響について「正直驚いている。ちょっとニュースになるだけかと思ったら、ワイドショーなどでも取り上げられ、最終的には『罪を犯して逃げるんじゃないか』みたいなところまで話が発展して。(やましいことは)何もない。単純に勝負したいというだけ。『(日本に)いられなくなったのでは?』とか言われるけどそんなことはない」と強調して、笑いを誘った。

 この日も、多くの報道陣に驚いた様子の綾部は「『ハリウッドスターになるのが夢』『ビッグになれるよう頑張る』とは言ったけど、ワイドショーで坂上(忍)さんに『ふざけんじゃねー』と怒られたり。一番多い意見が『あいつに何の芸があるんだ』というすごく辛口の意見」と語り、苦笑いを浮かべた。

 「違うんですよ。行ってどうなるか分からないけど、チャレンジしたいというのが大きいところ。そんなに簡単にハリウッドスターになれるとか思っていない」と語り、渡米の本当の理由として「先生(又吉直樹)との不仲説とか、向こうにすごいセレブな熟女が居るとか。待ってくださいよって」と憶測の広がりに戸惑いを見せた。

 また「PPAP」で世界的人気のピコ太郎と比較されることもあるが、これについては「古坂(大魔王)さんのほうがすごい。現時点で全米チャートに入られていますし。逆に本当に何があるか分からない。楽しみな世界です」と勇気をもらったようで、「嫉妬? いや、うらやましさですよ。だってジャスティン・ビーバーがもう(ピコ太郎を)知っているわけですから」と語った。

 また、又吉の反応については「話が大きくなって驚いているけど『もうやるしかないんちゃう』って言っています」と明かし、あくまで “活動休止”としたことについては「1ミリも解散という選択肢はなかった。向こうでビッグになってこっちでもお仕事をさせていただきたいというのが最終的な目標なので」と説明した。