主人公のジョセフを演じる薮宏太

 ミュージカル「ジョセフ・アンド・アメージング・テクニカラー・ドリームコート」制作発表が16日、東京都内で行われ、出演者の薮宏太(Hey!Say!JUMP)、すみれ、シルビア・グラブ、元木湧(少年忍者/ジャニーズJr.)、村井國夫ほかが出席した。

 日本人キャストによる初の本格上演となる本作は、旧約聖書「創世記」の「ジョセフの物語」をベースに、波乱に満ちたジョセフ(薮)の人生を全編楽曲でつづる。ロックやバラード、シャンソン、カントリー、ロカビリーといった、多彩なジャンルの楽曲が演奏される。

 薮は、ロンドンのウエスト・エンドで作品を観劇し、「楽曲の力ってこんなに人の心を動かすんだという印象を受け、生で見たことによってやる気がみなぎってきました」と大いに刺激されたという。

 続けて「歌にすることで逆に気持ちが乗りやすいこともある。せりふで伝えられないものを歌の表現で伝えられれば」と意気込みを語った。

 一方、薮ときょうだい役を演じる元木は「これから自分がどうなるか、緊張と期待、自分へのワクワク感が高まってすごく楽しみにしています」と、たどたどしいあいさつで緊張感をあらわにした。

 年齢を聞かれ「18歳」と答えた元木に、薮は「ちゃんとしゃべるのは初めて。いま聞いたら、言いたくないけど、年が一回り違う」とがく然とした様子だったが、「意外と僕もこの仕事を(長年)やらせてもらっているんだなと思いました。後輩も増えてきて、そういう実感が湧きました」と語った。

 この日、床を引きずるほどすその長い衣装で登壇した薮は「生まれて初めて登壇するときに、すそを介錯してもらって、男性ですが不思議な気持ち」とウエディングドレスを着た女性のような体験を明かして笑わせた。

 また、昨年12月に軽度の心筋梗塞で舞台などを降板していた村井が本作で復帰する。「自分でもびっくりしました。大丈夫です、生きています」と元気な姿を見せ、「毎日4、5キロのウオーキングと元気な毎日を送っています。二つ芝居を降りちゃいましたから、これは確実にやっていきたいと思っています」と語った。

 舞台は、都内・日生劇場で4月7日~29日、大阪・オリックス劇場で5月14日~18日にそれぞれ上演。