真田佑馬と3人でダニーボーイズを構成する水田航生(左)と柄本時生

 音楽劇「ダニー・ボーイズ ~いつも笑顔で歌を~」のマスコミ向けフォトコールおよび囲み取材が25日、東京都内で行われ、出演者の真田佑馬、水田航生、柄本時生、悠未ひろ、AKANE LIV、ベンガル、剣幸が出席した。

 島田虎之介氏による漫画『ダニー・ボーイ』を初舞台化した本作は、実在の人物であるサトウ・イサオを伊藤幸男(真田)とし、米ニューヨーク・ブロードウェーのウィンター・ガーデン・シアターに初めて日本人俳優として出演した彼とその周りの人物が音楽を通じて絆を深めていくさまを描く。

 初日公演を明日に控え、真田は「とてもわくわくしています。ここに並んでいる方を含め、キャストがこのメンバーで良かったと思うステージになっていると思う」と期待に胸を膨らませた。水田も「ようやく来たなという気持ちと、来てしまったなという気持ち。素晴らしいキャストに出会えて一致団結して作品を作ってこられたので、お客さんの反応が楽しみです」と語った。

 ミュージカル初主演となる真田と水田がタッグを組んでダブル主演を務め、柄本を加えた3人がダニー・ボーイズを構成する。柄本はけいこ初日に真田と水田に向かって「兄弟じゃないですか?」と問い掛けたほど2人がそっくりだと訴え、真田は「そう言われたあの時の衝撃は忘れない。2年前に『オーシャンズ11』で共演した時から意識したことがなかった」と苦笑いを浮かべた。

 ジャニーズ内のLove-tuneとしても活動する真田だが、普段は「グループでもワンフレーズぐらいしか歌っていないのに今回は7曲近く歌っている」と笑いを誘い、「3人でけいこに集中して気持ちがストイックになってしまって」と3人でスタジオに入り一夜限りの“ダニー・ボーイズバンド”を結成したことを明かした。

 ベースの柄本は「真田音楽教室」と表現し、ドラムを担当した水田も「優しく教えてもらった」と振り返った。その際、ギターを弾いたという真田は「同じ世代の人と歌うって楽しいなと思いました。その気持を舞台で表現できたらいいなと思う」と語ったが、バンドお披露目の可能性については「それは一夜限りの」と首を横に振っていた。

 舞台は都内、東京国際フォーラム ホールCで26日~29日に、大阪、新歌舞伎座で11月5日~6日に上演。

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