パナソニックの3連覇か、首位を走るジェイテクの初優勝か、JT広島やサントリーの逆襲か、それとも……。『V・レギュラーラウンド』がいよいよ最終3レグに突入しようとしている中、先の話で恐縮だが、『V・ファイナルステージ』の話題である。2年目を迎える『2019-20 V.LEAGUE DIVISION1 MEN』は新たな大会方式で第2代チャンピオンを決する。

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10チームによる3回戦総当りリーグ戦の『V・レギュラーラウンド』は2月16日(日)まで展開。2月22日(土)より『V・ファイナルステージ』へ突入する。まずレギュラーラウンド4位×5位のGAME1(5位決定戦)を2月22日(土)・エフピコアリーナふくやま(福山市総合体育館)にて実施。翌23日(日)にレギュラーラウンド3位とGAME1の勝者がGAME2(4位決定戦)、翌々24日(月・休)にはレギュラーラウンド2位とGAME2の勝者がセミファイナル(3位決定戦)を行う。セミファイナルの勝者がレギュラーラウンド1位が待つ2月29日(土)・高崎アリーナでのファイナルへ進出するのだ。新たな『V・ファイナルステージ』はこのようにスリリングな一発勝負が続く。

ここで『V・レギュラーラウンド』の順位を振り返りたい。
1位ジェイテクトSTINGS 17勝1敗 47pt
2位パナソニックパンサーズ 16勝2敗 47pt
3位JTサンダーズ広島 14勝4敗 41pt
4位サントリーサンバーズ 13勝5敗 40pt
5位東レアローズ 8勝10敗 26pt
6位堺ブレイザーズ 8勝10敗 25pt
7位ウルフドッグス名古屋 7勝11敗 22pt
8位FC東京 3勝15敗 8pt
9位大分三好ヴァイセアドラー 2勝16敗 8pt
10位VC長野トライデンツ 1勝16敗 6pt 

1月12日にはパナソニック×ジェイテクトの天王山も行われた。1敗同士の首位攻防戦は接戦が予想されたが、ふたを開けてみればジェイテクトのストレート勝ち。パナソニックの徹底マークをものともせずにハタチを目前にしたエース・西田有志が46得点の大爆発を見せた。ジェイテクト・高橋慎治監督が「高い集中力を保ち続け、終始自分たちのペースで試合を進めることができた。来週からの3レグ、さらに勢いを上げていけるように取り組んでいく」と自信を深めれば、パナソニック・川村慎二監督は「終始サーブで押され、立て直すことができなかった。このような強いサーブの中でも、サイドアウトをしっかりと取っていかないと3レグ以降苦しい戦いになる」と危機感を募らせた。

2月22日(土)~24日(月・休)・エフピコアリーナふくやま(福山市総合体育館)でのGAME1~セミファイナルのチケットは1月18日(土)午前10時より一般発売、2月29日(土)・高崎アリーナでのファイナルのチケットは1月25日(土)午前10時より一般発売。負けたら終わりの『V・ファイナルステージ』の緊迫感を満喫してみては。