最近は子連れ出勤など、子連れで仕事をするママが決してめずらしくなくなってきていますが、パパにも子連れで仕事をしている人がいるのをご存知ですか?

なんと、子連れで仕事に出かけたり、出張に子連れで行ったりしているパパがいるというのです。

その噂を聞きつけ、行き着いたのは一般社団法人Work Design Lab(ワークデザインラボ)の代表であり、複業家でもある石川貴志さんでした。

今回は、石川さんに子連れで仕事をする理由や周囲の反応、楽しさや苦労などをインタビューしてみました!

子連れで仕事をするパパ…なぜ!?

石川貴志さん

石川さんは都内在住の41歳。共働きの妻と3人の子どもの5人暮らしです。

お子さんの年齢は長女9歳、長男6歳、次女3歳。石川さんは現在、出版流通企業に勤務しつつ、その本業のかたわら、社団法人の代表や、地方自治体の創業サポーター、大学の客員研究員等を務める複業家として活動しています。

そんな石川さん、子連れで仕事に出かけることもあるという噂!

ーーなぜ子連れで!?

石川貴志さん(以下、石川)「社団法人の仕事で地方に行く際は、子連れで行くことが多いです。今までは『仕事』と『子育て』は、時間的に分断されていたかと思いますが、もっと融合したライフスタイルが創れないかと思って、自分自身で実験しているんです」

ーー実験だったとは!いったい、どんな考えが背景にあるのでしょうか?

石川「今までは『仕事の時間』『子育ての時間』というように、目的ごとに時間が分断されていました。

しかし今はもっと仕事や子育ての時間の使い方やスタイルに関する多様な価値観が生まれてきています。例えば、少し前までは副業ワーカーが非常識と思われていましたが、今では思われておらず、むしろ国が推奨するようになりました。

スタイルが変わってきており、価値観も多様になってきています。

そのような中で、『昼間は仕事、夜は子育て』という風に分断されているスタイル以外のスタイルがあっていいのではないかと思ったのです。その一つのスタイルが、仕事と子育ての時間が融合したようなスタイルです。

私自身、子どもが生まれてからは、共働きの妻との子育ては“チーム戦”という意識に変わりました。

しかし互いに仕事もある中で、やりづらさを感じていたのです。このやりづらさは私たち夫婦だけでなく、多くの方が実感することだと思いました。こうしたやりづらい状況を未来の子どもたちのためにも変えていかなければならないと思ったんです。

私は、仕事もしっかりしたいですし、家族との時間もしっかり取りたいと思っています。仕事と子育ては相反するものではない、互いに犠牲にするものではないと思います。互いに良いように相互作用することもあるのではないでしょうか。

ですから、仕事と子育ての時間を両方とも意味ある時間にしたいと考え、融合させるという考え方に行きつきました」