皆さんこんにちは、Chaccoです!

昔、学校の先生がよく言っていた「お家に帰るまでが遠足です!」と同じく「出産までが妊娠です!」と、非常に当たり前のことを声高々に叫びたいワタシ。

なぜなら出産までには妊婦さんひとりひとりに苦労や事件や辛いハードルがあるはず。

ちなみにワタシの「コレ今思い返すと大変だったなぁ~」という事件は以下の3つです!

デデン!!

その1・『初めて救急車で病院に搬送されたよ事件』

コレはワタシが妊娠6ヵ月頃のこと、まだお腹もそんなには目立たなく、体重も3kg程度の増加、つわりもおさまったし落ちた体力を戻さなきゃっ☆…なんて調子こいてたときの出来事です。

外出先で、突然の眩暈・動悸・お腹の張りの3コンボ。
もしや、持病の抗リン脂質抗体症候群のせいで血栓か何か出来てしまったのでは…!? と恐れを抱き、路上で体育座りをしながら『#7119(救急相談センター)』に急いで電話しました。

オペレーター「はいっ、どうなさいましたか?」

ワタシ「あ…あの…立ち眩みと…動悸がして…持病で抗リン脂質抗体症候群を患ってるんですが…きゅ、救急車呼んだ方がいいですか…?」

オペレーター「ちょっと電話は切らずにそこで待っててくださいね!医師に確認します!」

——この間、ずうぅーーーーーーっと目の前の人が素通りしていました。この東京砂漠!!

しかし、そんななか「大丈夫ですか!?」と声をかけてくださったのは生後2~3か月の赤ちゃんを抱っこしている若いママさん。

ワタシ「ぅうあぁあ!(言葉にならない感動)…ちょっと眩暈が…今、救急相談センターに電話を…」

若いママさん「じゃあ私そこのコンビニに事情話してきます!中で休んだ方がいいですよ!」

オペレーター「もしもし!? 医師によると、抗リン脂質抗体症候群ですと血栓症の心配もあるのでかかりつけの病院に救急車で向かってください!」

ワタシ「 ぅうあぁあ!(言葉にならない不安)…じゃ…じゃあ救急車お願いします…」

付き添いで2~3度乗った事はあれど、自分が患者として乗るのは人生で初めての救急車。

かなり目立つ!恥ずかしい!つーかコレもしただの貧血だったら大袈裟なだけ!(汗)
でも、血栓症コワい!脳梗塞だったらヤダ~!

そんな葛藤でますますパニック気味の私に、若いママが別れ際「コレ、良かったら!」と差し出してくれたレジ袋。
中にはコンビニで買った栄養ドリンクとチョコレートが…

ワタシ「えっ!?有難うございますっ…お、お代を…っ」

若いママさん「そんなのいいですからっ赤ちゃんを大事に!(ニコッ)」

その笑顔に、「この人の優しさを無下にしたくない」とあたたかな気持ちに包まれたワタシ。
ビビりつつ人生で初めての救急センターに搬送されました。

到着し、点滴し、採血し、車いすでお手洗いに行き、動悸も止み、ぼ~っと待つこと30分。

先生「えーーと…、問題箇所を探すのが難しいくらい全て正常値ですね。血栓の値も出てませんよ(笑) 多分、軽い脳貧血でしょう。」

ワタシ「ぅうあぁあ!(言葉にならない恥ずかしさ)…じゃ、じゃあ帰ります…」

思い返してみれば…

歯医者でガッツリ虫歯治療(1時間)

徒歩で移動し駅前のスーパーで買い出し(1時間)

銀行で家賃振り込みとお金の引き出し(10分)

となりの不動産で賃貸更新の手続き(45分)

お腹ペコペコ状態なのに総菜屋で弁当をより好み(10分)

店出た途端に目の前がチカチカ光って路上にへたり込む。

コレ妊婦じゃなくてもメッチャ疲れるでしょ!

…結果的にはタダの意識過剰な妊婦になってて赤っ恥でしたが、それでも助けてくれた若いママの言葉を胸に「世間体よりもやっぱり赤ちゃんが大事!」と気持ちを改められたいい機会でした。

その2・『エコー検査で胎児の身体が2週分デカい事件』

タイトルのままなんですが、本当に毎回の妊婦検診でエコーとると丁度2週分くらいデカいんですよ(笑)


先生「何度も確認しますが、最終月経の日程ほんとうに合ってます?1週くらい間違えてませんか!?」

ワタシ「いやいや基礎体温計って生理日もカレンダーに書いてやっと2度目の妊娠にこぎつけたので、そんな間違いは絶対ありません!!」

先生「そこまで確信を持っているのなら、胎児の身体が妊娠週数に見合わず大きく育っているということになりますね…もしかしたら何か問題があるかもしれないので1度ちゃんと検査しましょう。」

ワタシ「…っえ!!(冷や汗)」

まさか胎児が大きく育つことで何らかの病気を心配することになるなんて。


ワタシ「なんか異常あったらどうしようぅぅ~~!甘いモン食いすぎてるから!? 紅茶とかフツーに飲んでるから!? 分かんねぇぇ~~怖いよぉぉぉーー!!」

旦那「わかった、落ち着いて(汗)当日、俺も仕事早上がりして検査付き添うから。」

 

その2週間後、大学病院で、ワタシと、旦那と、ワタシの母にもついてきてもらい(旦那と合流するまで怖くて1人で居られない為)かたずを飲んで診察を待ちました。

呼ばれて検査室に入ると、いつもの産科の先生ではなく、特別に超音波のエキスパート医師が3名もスタンバイ。
こちらの緊張もマックスハートに…!!

ゆーーっくり機械をお腹にあててエコー画面に集中するエキスパート医師・A。

「コレ…アレですよね。うん…(ゴニョゴニョ)」と聞き取れない声で喋るエキスパート医師・B。

——おおおおい!!ちゃんと教えてくれ!何かの病気なの!? 赤ちゃんは大丈夫なの!?

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