気分が晴れたり、前向きな気持ちになったり、心が穏やかになったりする……そういった瞬間を思い出してみてください。

たいてい、ちょっとした言動で、そんな「いい状態」を手にしているはず。

では、どんな言動が人生が好転させるカギになっているのでしょうか。

今回は20~30代女性に、「やってみたら毎日が楽しくなった」と感じる心がけを聞いてみました。

どれも簡単にできるものばかり!

1、常に2~3mm口角を上げておく

「2回り年上の尊敬する女性の先輩と久しぶりにお会いしたんです。

そのときに『口角下がってるよ。ちゃんと上げたほうがいい。

いつも微笑んでいる人は幸せが舞い込むんだから!』と言われて、それからは意識して口角を2〜3mm上げて、デフォルトの顔を微笑み顔にしたんです。

油断すると仏頂面になってしまうので、常に気を張っています(笑)。

効果はすぐにあったというか、周囲から『なんか楽しそうだね』と言われるようになりました。

私自身も前より楽しく生きているというか、嬉しい出来事がよく起きるなと感じるようになっています」(28歳/広告)

口元が「への字」になっていると、どうしても不機嫌そうに見えてしまいます。

ぼーっとしていると、いつの間にかそんな表情になるので要注意。

一方、微笑み顔を形状記憶しておくと、常に幸せオーラをまとっていられます。

2、用件の前に人の名前を付ける

「人の名前を呼ぶようになりました、というと変に聞こえるかもしれませんが(笑)、それまで何かを言うときに『◯◯さん〜』と付けていなかったんですね。

用件だけ言って済ませる、というか。でも、名前を呼ぶことで、相手との距離が縮まったり、互いに親しみを持ちやすくなったりする。

そう本で読んで実行するようになったら、コミュニケーションが円滑にいくようになりました。

苦手だと思っていた人とも、難なく話せるようになったり。良かったです」(29歳/メーカー)

用件を前にすると省きがちな名前だからこそ、あえて口に出して呼んでみてはいかがでしょうか。

とくにまだ関係が浅い場合は、繰り返し呼ぶことで名前を覚えられますし、関係がそこそこ深い場合でも、自分の名前を呼ばれて嬉しくない人はいません。

良好な関係性を築くために、積極的に名前を呼ぶのは賢い戦略です。