3、誰に対しても目を見て「ありがとう」と伝える

「人の目を見て『ありがとう』と言うようになりました。

同僚や友人、知人だけではなく、レストランでごはんを食べるときも、コンビニで買物をするときも、店員さんに向かって、ていねいに『ありがとう』と言うんです。

お客のなかにそこまでする人があまりいないせいか、ときどきびっくりされますけど(笑)。

でも、それによって気持ちいいサービスを受けられるようになりましたし、自分も気分が良くなるんですよね」(32歳/IT)

「ありがとう」はベーシックな挨拶のひとつ。

おざなりに発するのではなく、目を見ながら心を込めて伝えることで、何倍も効果を発揮するのではないでしょうか。

今日「ありがとう」と誰かに伝えるときに、早速実践してみましょう。

4、ネガティブな言葉を口にしない、思い浮かべない

「言霊についての本を読んでから、ネガティブな言葉を口に出したり、思い浮かべたりするのをやめました。

やはりマイナスな言葉は心身ともに悪影響を与えるそうで。

脳や人間の仕組みって単純で『ダメだ、ダメだ』と思い込んじゃうと、本当にダメな状態に陥ってしまうんだそう。

逆に調子が悪くても『調子がいいぞ、いいぞ』と思い込めば、そんなふうに事態は好転する、というわけです。

日々肯定的な言葉を巡らせるようになってからは、人生けっこううまくいっている気がしますよ」(29歳/自営業)

 

心と体は密接に関係しています。

心が落ち込むと、体の調子も悪くなる……そんな体験をしたことがある人も少なくないはず。

体が元気をなくしてしまう前に、ネガティブな考えを思いきって捨て去るのがポイント。

いつもポジティブな考え方をキープしてみてください。

将来が不安、未来にあまり希望が持てない……そんなふうに嘆いたり、悲観したりする前に、日々のささやかな心がけから、変えてみてはいかがでしょうか。

最初は小さくても、明るい変化がきっと待っています。

フリー編集者・ライター。岡山県出身。中央大学法学部卒業後、楽天、リアルワールドを経てフリー編集者/ライターに。関心のあるテーマは女性の生き方や働き方、性、日本の家族制度など。結婚・離婚を一度経験。11月14日に『はたらく人の結婚しない生き方』を発売。