たとえば「現代用語の基礎知識」に載ってしまったティロ・フィナーレの人

「まみる」だけで「マミる」「魔魅流」「マミル」など様々な表記でサジェストされます。


たとえば赤くて3倍で仮面の人

「しゃああ」だけで「シャア・アズナブル」「Char Aznable」など様々な表記でサジェストされます。


たとえばエヴァは新旧両方のタイトル候補が

「えヴぁん」だけで「エヴァンゲリヲン」「EVANGELION」など様々な表記でサジェストされます。


挙げ句はボーカロイド派生の非公式キャラクターまで!

「かさねてと」と入力すると「重音テト」と非公式キャラクターの名前がサジェストされます。

ちょっと個人の趣味で変換例が偏ってしまったが、「これはどうだ?」と思った単語がサクサク一発変換できるのには改めて驚いた。筆者は昔、『美味しんぼ』に出てくるキャラクターの海原雄山を“海原雄三”と誤記してしまい赤っ恥をかいた経験があるが、あの当時にGoogle日本語入力があったらなと残念に思う。今は通常の原稿執筆にATOKを使い、サブカル系の仕事や趣味で2ちゃんねるを徘徊するときはGoogle日本語入力に切り替えている。

もちろん流行語やサブカル系だけでなく、ビジネスで使う単語もしっかり変換できるので安心してほしい。IT用語から法令名、主要企業の経営者名、地名、鉄道路線名、商品名やサービス名、非上場企業の社名までかなりの範囲でカバーしている。万一のミスに備えて入力後のチェック作業は欠かせないが、いちいち全部を手入力するのにくらべて文書作成の効率がぐんとアップするはずだ。