ASIAN KUNG-FU GENERATION ASIAN KUNG-FU GENERATION

ASIAN KUNG-FU GENERATIONが、全国4か所でライブサーキット「NANO-MUGEN CIRCUIT 2012」を展開、サーキットのファイナルを、6月8日に東京・Zepp DiverCityで迎えた。

NANO-MUGEN FES.2012 開催情報

今回のサーキットは全ての会場にLA発のパワーポップバンド、オズマを迎えたほか、それぞれの会場に異なる国内アーティストも登場。ファイナル公演となるZepp DiverCityには、bloodthirsty butchers、the chef cooks meが出演した。トップを飾ったのは、アジカン後藤の憧れの先輩でもあるbloodthirsty butchers。吉村秀樹と田渕ひさ子によるツイン・ギターが轟くサウンドは、圧倒的な存在感を放っていた。2番手はthe chef cooks me。ホーン隊、コーラスなどサポートメンバー6人を加えた11人の編成で、多幸感あふれるサウンドを披露した。続いて登場したのはオズマ。2006年にもアジカンと共演をした彼らは、変幻自在かつ親しみやすいポップなサウンドを放ちつつ日本語も取り入れたMCで、観客を笑顔にした。

ラストは、ASIAN KUNG-FU GENERATION。最新シングル『踵で愛を打ち鳴らせ』、6月27日(水)にリリースとなる『ASIAN KUNG-FU GENERATION presents NANO-MUGEN COMPILATION 2012』に収録された新曲『夜を越えて』のほか、アンコールを含めドライブ感あふれるナンバー全12曲を披露。ボーカル後藤は、出演してくれたそれぞれのバンドへの感謝の言葉と「サッカーの日本代表戦がある中、ここを選んでいるみんなが愛おしいです」と観客に言葉をかけた。終盤、『リライト』では最前列のオーディエンスとオフィシャルカメラマンにマイクを向け歌わせるという一幕もあり、会場を沸かせた。アンコールでは、「LET'S DANCE!」と描かれたプラカードを持った後藤が、自身が編集長を務める新聞「THE FUTURE TIMES」の次号に掲載するという目的で、メンバーと客席をバックに写真を撮影。アンコールラストは、『君という花』。会場一丸となったこの瞬間は、この日一番のクライマックスだった。

今回で10回目を迎える「ASIAN KUNG-FU GENERATION presents NANO-MUGEN FES.2012」は、7月15日(日)・16日(月・祭)に横浜アリーナで開催。今年もバラエティ豊かなアーティストが多数出演。チケットは発売中。

@ぴあ「今週のこの人」では6月19日(火)から「ASIAN KUNG-FU GENERATION presents NANO-MUGEN FES.2012」に関する彼らのインタビューを掲載予定。

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