TAMAMIZU(撮影・小林裕和)
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昨年デビュー20周年を迎えたCASCADEのボーカリスト、TAMAとしても知られるTAMAMIZUさんがソロ活動を再開。11月19日にはアンプラグド公演を控えている彼に直撃インタビュー。

――TAMAMIZUさんはCASCADEとして95年メジャーデビュー、そして解散後の03年に『みにくい反逆児』でソロデビューされています。

そして、CASCADEはMASASHIさんとHIROSHIさんと共に、09年に再結成されており、昨年はデビュー20周年だったそうで。このタイミングでまたソロ活動再開をされる理由を伺いたいです。

TAMAMIZU:そうやって20周年を機会に、これまでの活動を振り返る機会があって。他にもFU JI KO(恩田快人らと06~07年に活動していたロックバンド)だったり。そしてソロについても改めて「自分はこういうことを考えていたんだな」と、「またこの曲も歌ってみたいな」と思ったのがきっかけです。

(CASCADEの)メンバーに相談したら「がんばって!」という感じでしたね。

――9月に表参道GROUNDにて行われたソロ再始動ライブ「クリック&ゴー」を拝見したのですが、アットホームなライブだなと感じました。

TAMAMIZU:あとから「アットホームで温かかった」という話を耳にするんですよね。サポートのメンバーからもそう言われました。でも本人は心が汗だくだったんですけどね、出番前っていまだにいい意味で緊張しますし。

――そして11月19日には渋谷CHELSEA HOTELでの「ネクスト トゥー ユー 」というアンプラグド公演も控えていますね。

TAMAMIZU:TAMAMIZUの活動ではあらゆる方向に柔軟に行きたいんです。ライブも柔軟に、バンドスタイルにこだわらない。その一環のアコースティックライブです。CASCADEではできないことでもありますし。

――この日、何か考えていることは?

TAMAMIZU:まあ、自分の歌いたい曲をやりたいと思っています。

――ソロ活動は、ボーカリストとして自由にやりたいというスタンスなのでしょうか。

TAMAMIZU:CASCADEも自由といえば自由なんですけど、自由の種類が違うという感じですね。

――TAMAMIZUさんは、ソロ活動では@LINEや、ツイキャスもされていますし、個人でnoteもされていますよね。積極的にインターネットも活用されている印象を受けます。

TAMAMIZU:SNSのようなツールは、新しく自分たちのことをを知ってもらえるツールとして、うまく付き合って行けたらと思っています。

noteはもともと絵を描くのが好きだったので、知り合いの編集さんから教えてもらって。

そう、ツイキャスは逆に始める前はものすごい抵抗があったんですよ。「目の前に誰もいないのに”楽しいおしゃべり”をできるんかな?」と思っていたんですけど、意外とやってみると、ファンの人たちが反応してくれるから、やりやすいんですよね。「ツイキャス向いてんのかな?」と思ったりして(笑)。まあ、食わず嫌いはよくないなあと。