夫婦円満のコツは、お互いに一人の時間を楽しむこと

——ご主人もアサナさんの趣味に協力的ですね!夫婦の中でのコミュニケーションの秘訣はありますか?

そうですね。ただ、私が自由な時間をもらった分だけ、夫も同じように一人で過ごす時間が持てるように気をつけています。お互いそうやって気をつかっていけば、いいバランスがとれるんじゃないかなと思います。

やはりどちらかが我慢してばかりだと、イライラがたまってしまいますよね。夫は私が月に2〜3回ライブやイベントに行けば、家の中で笑顔で過ごせるというのを実感しているのかもしれません(笑)

子どものおかげで趣味がさらに広がる

——アサナさんはアニメもお好きということですが、お子さんと一緒に見ることもありますか?

『忍たま』とか『おそ松さん』は私も子どもも好きなので一緒に見て楽しんでいます。基本的に子どもには私のオタク趣味は見せないようにしていますが、いつの間にか知られているものもあってびっくりします。

先日も2歳の娘が「ジョジョ! ジョジョ!」と言っていて焦りました(笑)。4歳の息子は最近特撮が好きになってきたのでうれしいです。来週は特撮のショーに一緒に行く予定です。私の方が張り切ってますが(笑)

——これからますます一緒に楽しめる機会が増えそうですね!お子さんが大きくなったら一緒にやってみたいことはありますか?

一緒に特撮のショーにいくというのが夢だったので、それはもうすぐ叶いそうです。

あとは少し先になりますが、”中学生男子”を生で見るのが今から楽しみです(笑)。今ハマってる深夜アニメの『モブサイコ100』の主人公が14歳の男子中学生なので……。息子の10年後を楽しみにしています。

それと今まで女の子系のアニメをあまり見ていなかったので、娘と一緒にデビューしようかと思っています。新たな世界が広がるかもしれませんね。

おふたりのお子さんの育児に奮闘しつつ、ますます趣味も充実させているアサナさん。

そんなアサナさんのコミックエッセイ『オタママ充! オタクなママでいーじゃないっ! !』は笑える要素が満載で、いつの間にかオタクの世界に引き込まれてしまいます。毎日の育児に忙しいママも、自分の趣味を取り戻すきっかけになるはずです!

ライター。音楽系の出版社で6年間勤務した後、かねてからの目標であったアメリカでの短期留学を果たし、現地でフリーペーパー制作のボランティアを行う。帰国後は、実用書を扱う出版社にて女性エッセイや心理本などの編集を担当。その後、ライターとしての活動を始める。北欧のヴィンテージ食器が好き。