本当に、こんなの初めて。これはAKB48時代もなかったことです! 1曲踊っただけで、しゃがみ込んじゃって立てなくなる。

「アメリカ」だけじゃなくて、「マンボ」っていうペアで踊るダンスもあるんです。私はベルナルド役の方と踊るんですが、そこも…本当に…エグいぐらいの運動量で…。もぉ…、た…い…へ…ん…

実際にSeason1を観ているときは、“自分もできるっしょ”って、思っちゃったもん(汗)。でも、振り入れしたときは、“え? えええっ!? うそ、こんなにキツかったの? ”って、思っちゃうくらい本当にしんどい! 何度踊っても、まだ慣れてません。

やっぱり、気をつけないといけない課題が多すぎるから、Mayさんと「だから、疲れるっていうところもあるよね」って、話したんです。「あれもしなきゃ、これもしなきゃ」って、ことが多すぎるから。考えながら踊っている分、「呼吸もできていないんだろうねぇ」って。

ふたりでそう自己解釈しています。っていうか、そうだと思います。もうね、踊っている間、息吸っていないと思う! 吐く一方っ!

--そこに苦戦しているのは、確かにこれまで聞いたことはなかったですね。

そうですよね。私も初めてです。こんなこと言うの、恥ずかしいですけど(汗)。これまでは、“振りを覚えちゃえば、もうこっちのものだ! ”って、思っていたから。

芝居とか歌の課題は、今までどおり山積みです。でも今は、プラスダンスなので「山山積み」です(笑)。本当に大変な作品です。

ただ、それだけの「魂」だったり、「パッション」が…、やっぱり「パッション」なんですよね。「パッション」があるから、この作品の重さが出たり、メッセージ性が、何十年にも渡って、讃えられてきたりしているんだろうな。すごく、そう感じています。

これが、踊った後にハァハァ言わなくなっていたらダメなんだ、って思うところもあるから。“ハァハァ言ってるのが、正解なんだ”って思うんですけど、ただ、そのハァハァが、レベルでいうと“正解のハァハァなのか? ”って、思ってます。

もうちょっと、ハァハァなくても正解だよね? って。はははは(笑)

--(笑)。舞台のお話は次回でもお聞きしようと思うのですが、これから観劇する人、このお話で“観てみようかな”と思ってくれた人へ、メッセージをお願いできますか?

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