結婚後初の公の場への登場となった山崎樹範

 映画『幸福のアリバイ~Picture~』の初日舞台あいさつが18日、東京都内で行われ、出演者の中井貴一、柳葉敏郎、大地康雄、山崎樹範、浅利陽介、木南晴夏、入山法子、渡辺大、佐藤二朗と陣内孝則監督が出席した。

 陣内監督の長編3作目となる本作は、全ての人に訪れる“人生の節目”をテーマにした「葬式」「見合い」「成人式」「出産」「結婚」の五つのエピソードによる物語。一見風変わりながらどこか共感できる悩みを抱いた人々が惑う様子をコミカルに描く。

 11日に女優の吉井怜との結婚を発表してから初の公の場への登場となった山崎は、客席から飛んだ「結婚おめでとう!」の声に照れ笑いを浮かべながら、「11日に入籍しました。怜ちゃん大好きだよー!」と叫び、本作の出演後に結婚した新婚の浅利と共に客席に向かってブーケトスを行った。

 佐藤は、2004年放送のフジテレビ系連続ドラマ「人間の証明」で山崎と共演したことを「全く無名の僕とやましげ(山崎)がいたのですが、顔合わせの時に『とにかく芝居頑張ります』と言ったやましげのあいさつを今急に思い出しました」と振り返り、「10年ほどたって、そうそうたる方のいるこの舞台にこうしてまた2人でいられるのは感慨がある。このあいさつはやましげへのご祝儀代わりです」と祝福した。

 また、陣内監督は、舞台あいさつ前に別会場で行われた囲み取材で「入籍したとメールで報告を頂いていました。末永く、われわれのように、かーちゃん以外にはよそ見をせず、真っすぐいけよ」とコメント。柳葉は「出会った時の気持ちを大事にして」、中井は「お互いに期待し過ぎないこと。それが一番だと思う」とそれぞれアドバイスした。