3:プライベートを絶って集中力を維持する

在宅ワーカーにとって難しいことのひとつが、集中力を途切れさせないこと。そのためには、仕事中はすべての私用をシャットアウトすることです。

「どんなに短時間の私用でも、せっかくの集中力が中断されてしまうんです。なので固定電話は留守電にし、インターホンが鳴っても一切出ないこと。友人からのメールに返信したり、SNSをのぞいたりなども厳禁ですね」

在宅ワークはいわば、自宅に出社しているということ。実家から電話があれば長話、宅配便が届けば玄関へ、というのは職場ではありえないことですよね。

また、大前提としてテレビや食べ物などの“誘惑”が身近にあるリビングでは作業しないこと。別室にデスクを設けることが必須です。

4:コワーキングスペースを活用する

家ではどうしても集中できない、気分を変えたい……。

そんなときおすすめなのが、在宅ワーカーやフリーランスの人が仕事場を共有できるコワーキングスペース。さまざまなワーカーと情報交換もでき、よい刺激を受けられるのもポイントです。

子どもがいるママのための子連れOKのスペースも増加中。保育スタッフに子どもを預け、安心して仕事に取り組めます。

藤原さんも、「子どもが通園していない場合は、実家を頼ったり、自治体のファミリーサポートサービスを利用したりして、預けるのが基本です。子どもが昼寝している間に仕事、というのは現実的ではありません。ひとりでは限界があるのです」といいます。

自分だけで解決できない問題は、協力してくれる他者の手を借りるのが得策です。

5:仕事ができないときはその分を翌日にやる

「在宅ワークを選ぶ人には、それぞれの理由があります。すべての人に共通するのは、仕事を期日までに仕上げるのが約束だ、ということです」

与えられた職務を完遂する意識が常にあれば、そのために必要な準備や生活習慣はおのずと見えてくるはず。

「また、仕事と子育ては、“両立”ではなく“兼ね合い”が大事。仕事の時間があまり取れなかった翌日は、十分な時間を確保する。124時間の毎日のなかで“調整できること”が在宅ワークのメリットであり、必要な能力でもあります」

そして何より、在宅の仕事を楽しむことだと、藤原さんはいいます。

仕事を楽しめれば、子育てにもゆとりができますよね。在宅ワークだからこそ得られる充実感は、自分でつくれるのです。

在宅ワークは自分との闘い。しかし、すべて自分流でやっていると生産性が上がらないまま、いつまでもダラダラ仕事になってしまう可能性大! いままであまり集中して在宅ワークに取り組めていない人は、ぜひ藤原さんが教えてくださったこれら5つの極意を試してみてください。

 コピーライター/ライター。都内の広告事務所にてマス媒体を中心とした広告制作に携わった後、大手テレビ通販専門会社などを経てフリーに。現在は広告のほか、Webや紙媒体で子育て、教育、コスメ、グルメなどの情報を発信。男の子2人の母でもある。東京下町育ち。猫派。ビストロと大衆酒場が大好き。