『バイオハザードV:リトリビューション』US版ポスター

世界中で大ヒットを記録した人気シリーズ『バイオハザード』の最新作『バイオハザードV:リトリビューション』が9月14日(金)より3Dで公開されるのを前に、14日(日本時間)にニューヨークで本作のファンイベントが行なわれ、主演を務めるミラ・ジョヴォヴィッチが出席した。

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シリーズ第5弾となる本作は、アンブレラ社が開発したT-ウィルスによって、地球上のほとんどの人間がアンデッド(ゾンビ)へと姿を変えてしまった世界で、女戦士アリス(ジョヴォヴィッチ)が再びアンブレラ社に戦いを挑んでいく姿を3Dで描く。

ニューヨークのリーガル・シネマで開催されたファンイベントは、日本をはじめ、ロシア、イタリア、スペイン、韓国などにもWEB中継を実施。まだまだその全貌が謎に包まれている本作について、ジョヴォヴィッチ本人が全世界の『バイオ』ファンの質問に答える形式がとられた。「“V”には何があるの?」という質問には、「“V”は信じられないほど、アメイジング! 14台の発電機を持ち込んで15mもある光の廊下を作って撮影したシーンは、照明が焼けるほど熱くて、私もアンデッドを演じてくれた日本人のスタントの人たちも大変だったわ」と答え、「“V”のすごいところはグローバルなところ。全世界の街を破壊していくの」とコメント。また、「“V”で苦労したところは?」という日本からの質問には、「スタントね! CGのシーンもあるし、多くのシーンを自分でスタントしたから。でも、私はチャレンジが大好きだから、『次は何? どんなチャレンジなの? みんなが喜ぶかしら?』と考えて、毎回スタントを学んでいるの。そう、私はスタントができる女優なんです(笑)」と語った。

そのほか、作品の確信にせまる「ジルは死ぬの?」という質問が出ると「アリスがジルを殺してしまうって? この質問をしたあなたは悪い人ね(笑)。今、言えることは、彼女はすごいファイターだってこと。ジルとのファイトシーンの撮影は、本当に大変だった。3Dカメラ5台の前で、いろんな表情でファイトシーンを撮ったの。ずっと彼女の頭を殴っているのよ! 彼女が死んでしまうんじゃないかって思うくらい! 私は『もう、おしまいにさせて!』と言ったわ」。さらに、「ポール(・W・S・アンダーソン。本作の監督でジョヴォヴィッチの夫)と“VI”についてのアイディアも話しているの。『バイオ』シリーズはアリス無しでも継続できる、とか」と話すと、劇場内から大きなブーイングが起こり、ジョヴォヴィッチが演じるアリスがいかにファンに愛されているかを証明していた。

イベントの最後には「“VI”、そこではアリスが死ぬかも」と爆弾発言も飛び出し、劇場のファン、世界中のファンは衝撃を受けた様子だった。US版ポスターも解禁となった本作、世界中の『バイオ』ファンの期待がますます高まったようだ。

『バイオハザードV:リトリビューション』
9月14日(金)より丸の内ピカデリーほか全国ロードショー