「最後にして最初のアイドル」書影 おや、どこかで見たようなシルエットが…!

作家・草野原々によるSF小説「最後にして最初のアイドル」が11月22日に発売されました。

「第4回ハヤカワSFコンテスト」にて特別賞を受賞した本作は、アニメ『ラブライブ!』に登場するキャラクター「矢澤にこ」「西木野真姫」のふたりにフォーカスを当てた二次創作ノベル「最後にして最初の矢澤」を元に、作者である草野さん自身が改稿・改題して書き上げたSF小説。

受賞直後に「ラブライブ!」ファンやSFファンを中心に大きな話題となりました。

当初、本著の発売予定は「未定」となっていましたが、電子書籍として出版されることになり、11月22日から「Kindleストア」「hont」などで販売がスタートしています。価格は130円(税込)となっています。

『最後にして最初のアイドル』

【あらすじ】

時はアイドル戦国時代。生後6か月でアイドルオタクになった古月みかは、高校のアイドル部で出会った新園眞織とともに宇宙一のアイドルになることを目指す。

しかし非情な現実が彼女の望みを打ち砕くのだった。それから数年後、謎の巨大太陽フレアが発生。地球人類は滅亡の危機に陥る。

地獄のような世界をサヴァイヴする彼女たちが目にした、〈アイドル〉の最終局面とは?

著者自らが「実存主義的ワイドスクリーン百合バロックプロレタリアートアイドルハードSF」と名付ける、最終選考会に嵐を巻き起こしたSFコンテスト史上最大の問題作。

フィギュアとアニメが大好きなオタク系ライター。「ねとらぼ」や「INSIDE」など、ウェブメディアを中心に活動中。好きなキャラは「初音ミク」。夢はコミケにサークル参加すること。