リーチ マイケル(東芝ブレイブルーパス) (C)F.SANO

かつてないほどの盛り上がりを見せる『ジャパンラグビー トップリーグ 2020』。『ラグビーワールドカップ2019』の追い風を受け、全国各地の会場で超満員の観客が詰め掛けている。これで燃えないラガーマンはいない。サントリーサンゴリアス・流大共同主将が「今後も今日(東芝との開幕戦)のようなレベルの高い試合を続けていくことが日本のラグビー界の発展につながっていくと思う」と言えば、トヨタ自動車ヴェルブリッツ・姫野和樹主将も「選手の力になっている。自分たちはグランド上でいいプレーをすることで声援に応え、この先ラグビー観戦が文化として日本に根付いてくれれば」と語った。キヤノンイーグルスに新加入した田中史朗も「たくさんの人が応援してくれるありがたみが身に染みて、本当に感謝している。4年間やってきたことが間違いではなかった。僕たちがいいプレーをして、5月までこの状態を続けたい」と誓いを新たにした。

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選手たちのモチベーションが高ければ、当然試合内容も白熱する。観客が大幅に増え、選手たちもさらに奮起し、好試合が増加。そして、好ゲームを満喫したにわかファンが次の試合に足を運ぶ。今『トップリーグ』はいい流れができている。4戦を終え全勝は3チームのみ。神戸製鋼コベルコスティーラーズにパナソニック ワイルドナイツ、東芝ブレイブルーパス以外は早くも黒星を喫するなど、激しいつばぜり合いが展開中。サントリー、トヨタ自動車もすでに2敗。前節、神戸製鋼がNTTドコモレッドハリケーンズを97-0と粉砕したが、強豪チームとは言え、余裕の試合運びができる試合は確実に少なくなった。

「でも、チケットがない」とお嘆きのファンに朗報である。今週末より、『トップリーグ』後半戦のチケットが発売となる。神戸製鋼唯一の秩父宮ラグビー場登場やパナソニック×サントリー、ヤマハ発動機ジュビロ×パナソニックにトヨタ自動車×神戸製鋼、キヤノンイーグルス×リコーブラックラムズ、東芝×NTTコミュニケーションズシャイニングアークスなどなど、注目カードが目白押しなのだ。

しかも、最終節のトヨタ自動車×神戸製鋼は会場がパロマ瑞穂ラグビー場からパロマ瑞穂スタジアムへ変更となった。ヤマハ発動機もヤマハスタジアムかエコパスタジアムでの開催としていた第11・13・14節の全3試合をエコパ開催という英断を下した。チケットを入手するチャンスがぐっと広がったのだ。

『トップリーグ』第11~15節のチケットは2月8日(土)午前10時より一般発売。また、第10節まででチケットが予定枚数終了となっていたカードでも試合開催週に若干数チケットが追加される場合が多々あるのでチェックもお忘れなく。