『ファインディング・ドリー』

ディズニー/ピクサーの映画『ファインディング・ドリー』のブルーレイやDVDなどがおさめられたMovieNEXが本日発売されたのを記念して、監督が実現しなかった“幻のシーン”について語る特別映像が公開になった。

公開された特別映像

本作は、ニモの親友で、忘れんぼうのドリーが、幼い頃にはなればなれになってしまった家族に出会うため大冒険を繰り広げる物語。前作に引き続き、マーリンとニモの親子や、海亀のクラッシュなど、おなじみのキャラクターが再登場するが、アンドリュー・スタントン監督は“タンク・ギャング”も新作で活躍させる予定でいたという。

“タンク・ギャング”とは、前作『ファインディング・ニモ』で、歯科医の水槽に閉じ込められてしまったニモが友達になる魚たちで、ニモが逃げ出すのをサポートするだけでなく、最終的には自分たちも水槽から脱出して自由を手に入れていた。このほど公開になる映像でスタントン監督は、脚本づくりの過程で存在した“幻のシーン”について解説している。それは、ドリー、ニモとマーリンが冒険に旅立つも、ドリーが人間に捕まってしまい、カリフォルニアの海洋生物研究所につれていかれた後の場面。当初、監督はあの“タンク・ギャング”を登場させ、彼らとマーリン親子を助けるシーンを考えていたという。

映像では、幻のシーンが、簡単なイラストに音声をあわせた“ストーリーリール”で再現される。個性豊かなギャングたちが、それぞれのワザをいかしてドリーの居場所を突き止めようとする場面は必見だ。最終的に、監督たちは検討を重ねて、このシーンを削除し、別の展開を描くことになったが、その完成度は高く、スタントン監督はカットしたことを少しだけ後悔しているようだ。

ピクサーの制作者たちは、脚本を何度も書き直しを繰り返す過程で、通常の映画であれば本編に採用されてもおかしくないクオリティのシーンを容赦なく削除することで知られており、MovieNEXには映画館では観られなかった“幻のシーン”や未公開映像がたっぷりと収録されている。

『ファインディング・ドリー』
MovieNEX 発売
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