(写真左より) 遠藤渓太(横浜F・マリノス)、酒井高徳(ヴィッセル神戸)

蹴球シーズンの到来を告げる『FUJI XEROX SUPER CUP 2020』のキックオフ前日に記者会見が行われた。『2019明治安田生命J1リーグ』王者・横浜F・マリノスから遠藤渓太、『天皇杯 JFA 第99回全日本サッカー選手権大会』覇者・ヴィッセル神戸から酒井高徳が出席し、明日に迫った決戦へ向けて意気込みを語った。

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「明日は内容もすごく大事だが、結果だけを追い求めたい。その中でマリノスらしいサッカーができれば」(遠藤)
「リーグ戦で優勝したマリノスに対し、僕らはチャレンジャー。シーズン前にふさわしいゲームをしたい」(酒井)

キャンプを経て、チームの雰囲気や完成度について問われるとふたりはこう答えた。

「キャンプも早い時期にスタートし、新しい選手が多く入った中、マリノスのサッカーができるようやってきた。マリノスは特殊なサッカーをしているが、新加入の選手もうまくアジャストしている。レベルが高い選手が多いので、僕も負けないようにやっていきたい」(遠藤)
「『天皇杯』から休みと準備期間は少ないが、ケガ人も少なくいいキャンプを過ごせた。僕らは新加入選手も少なく、昨季後半のサッカーを落とし込んでいる。ビジャが抜けて得点力が不安だったが、キャンプを過ごしドウグラスでその穴を埋まるという思いになった」(酒井)

横浜FMは他チームから徹底マークに遭うことが予想される今季について、神戸は初タイトルがチームにもたらしたことについて質問が飛ぶと、ふたりは次のようにコメントした。

「去年も研究され負けたゲームもあるが、監督からは常に“どんなに研究されてもそれを超えていけ”と言われている。チームでどんどん点を取っていきたい」(遠藤)
「チームが意欲的になった。ただ初タイトルを取ったことは終わったこと。リーグ8位だったことを真摯に受け止めている。どれだけ成長できるか、“『天皇杯』優勝はまぐれではない”と結果で証明したい」(酒井)

『東京五輪』に向けてコメントを求められた遠藤が「今まで以上に結果を残さなければいけない。“これだけやって選ばれなければしょうがない”と思えるほど、後悔しないだけのプレーしたい」と語れば、チームにどういったプレーで貢献したいか聞かれた酒井は「守備のところは継続的にやっていきたい。勝つためにはゴールが必要。そういう数字も今まで以上に考えていきたい」と口にした。

『FUJI XEROX SUPER CUP 2020』横浜FM×神戸は2月8日(土)・埼玉スタジアム2002にてキックオフ。大会当日は試合前に『NEXT GENERATION MATCH』横浜FMユース×日本高校サッカー選抜、ハーフタイムには『Jリーグマスコット総選挙2020』と16歳のトラックメイカーSASUKEのライブを実施。チケット発売中。日本テレビ系生中継。