ひまわりと太陽。そして感じるメンバー愛

ツアータイトル「BOOKS」には、「ファンと一緒に思い出を1冊の本のようまとめ、永遠に残したい」という想いが込められているそう。ライブもブックコンシェルジェとしてて本屋で働くイェソンが、恋人との運命を記された本をみつけるというストーリー仕立てで進んでいく。

そのストーリーを見せる映像の中に、イェソンに先立ち日本でソロツアーを行ったSUPER JUNIOR-KYUHYUN(キュヒョン)が、彼自身のツアーで見せたストーリービデオの主人公として登場。MCでも「リョウクから電話があって、僕の話をしてねと言ってました。2年後に会いましょうと伝えてくれと。日本語も頑張っていますよ」と、入隊したばかりのメンバーの話題にも触れファンを安心させてくれるなど、SUPER JUNIORの仲の良さが伝わる。

バラードだけでなくソウルフルな歌声を聴かせた『SorrySorry Answer<アコースティックVer.>』や、ダンサーと踊る『チャグンチャグン+This is Love+MAMACITA-』のダンス曲メドレーも披露。「ウニョクには悪いけど、これからSUPER JUNIORのダンスは僕がリードします」とダンス担当宣言をして沸かせるなど、バラード以外のSUPER JUNIOR曲もたっぷり。他にも客席からのリクエストに応え、『Dorothy』『Marry U』『僕のせいだよ(Blind)』などSUPER JUNIOR関連曲もアカペラで大サービスしてファンを喜ばせた。

また、かねてからイェソンが「好きな曲」と公言していながらSUPER JUNIORのライブで披露する機会がなかった『Sunflower』も歌ってくれた。イェソンの温かな声で再構築されたこの曲を、改めて良い曲だと思い起こさせてくれたのは大きな収獲だ。彼自身も「この曲を2年間待っててくれた皆さんに絶対聴かせたかった。皆さんはひまわり。だから、僕は太陽になります」と、ひまわりの写真が入ったうちわをこの曲で掲げるファンの行動に感謝を伝えた。