【SUPER JUNIOR】イェソン、初ソロ全国ツアー完走「やっと独り立ちできた」【レポート】

イェソン

アンコールでは、初の日本ソロ・シングル『雨のち晴れの空の色』を感情込めて歌いあげると「この曲は、すごく意味のある曲。皆さんにも大切な曲になってくれたらうれしいです。ソロ・アルバムやソロ・コンサート、そして演技での仕事を去年から日韓でスタートさせましたが、SUPER JUNIORとしてデビューして10年経って、やっと独り立ちできた気がします。16公演のソロ・ツアーも無事に終えることができました。遅いスタートでしたが待ち望んでいた活動なので、悔いなくできたと思います」と熱い思いを述べた。

また、その後に「このツアーで成長を感じられたのは……、飛行機に乗れるようになったこと！」と苦手を克服したことを報告するかわいい一面ものぞかせた。

初ソロ・ツアーを締めくくる大ラスの曲はSUPER JUNIOR-K.R.Y.の『SKY』。現在入隊中のメンバーも多いSUPER JUNIORだが、全員が揃っていた「SUPER SHOW 4」の映像が流れると涙するファンも。この曲はイェソンからSUPER JUNIORとイェソンを愛してくれるファンへのプレゼントだったのだろう。

そんなイェソンへ、この日はファンからのサプライズが。すべてのショーが終わると「Dear Yesung」というタイトルが表れ、ファンから集めたツアー完走を祝う写真を繋げた映像が流れはじめるとその映像をみつめるイェソン。最後は笑顔でファンに手を振り初の日本ソロツアーを締めくくった。

ソロ・アーティストとして、新な道を歩き始めたイェソン。スタートからいきなり5,000人規模のホールを埋め、16公演の全国ツアーができるソロ・アーティスト、バラード歌手は稀有な存在だ。韓国に戻るとすぐに2017年1月、韓国で放送が始まる新ドラマ『ザ・ボイス』の撮影がスタートするそう。チャン・ヒョクが主演する112通報センターのボイス・プロファイラーをテーマにした事件ドラマということだが、この作品でしばらく日本には来られなくなるという。ドラマが終わったらまたすぐ、彼の芸術的な声を聴かせてほしい。