グループ最後の単独コンサートで熱い涙を流すカヒ グループ最後の単独コンサートで熱い涙を流すカヒ

リーダーのカヒがグループ卒業を発表した、K-POPガールズグループ・AFTERSCHOOL(アフタースクール)が6月17日、TOKYO DOME CITY HALLで日本初ツアーの追加公演を開催。カヒは、日本でソロ・ステージを初披露し、涙でソロ宣言した。

AFTERSCHOOLのライブの写真

ダブル・アンコールで、場内は大きな「カヒ コール」に包まれ、カヒは『Come Back You Bad Person』でセクシーかつキレのあるダンスを披露。パフォーマンスを終えると、沸き上がる歓声とともに、ファンが「私たちはいつもカヒと一緒にいます」というハングルで書かれたミニ横断幕を掲げた。それを目にしたカヒは、頬をほころばせ「デビューして、初めてのライブ・ツアーをして、本当に嬉しい時間でした」としみじみ。客席からの「寂しい!」という声に、「私も寂しい……」としながらも「これが最後じゃないですよ。これは悲しいことでもないです。みなさんの心と一緒に歌って、踊っているのでずっと応援してください」と気丈にコメント。そして、「日本でソロ曲を歌える事が嬉しい」と微笑み、『Present』を熱唱した。

カヒの最後のステージに寂しさを隠せず、メンバーも号泣。声を詰まらせながら「カヒお姉さんが、最後のコンサートで、みんな悲しいです。ソロになっても、いつもカヒさんは私の側にいて、AFTERSCHOOLです」(イヨン)、「8人が一緒にいるステージで本当に幸せ」(リジ)、「私たちはみんなカヒお姉さんが歌手としてトップになるまでいつも一緒に応援することを約束します」(ジョンア)と感謝を述べると、堪えきれずにカヒも熱い涙を流した。そして、カヒは「私の人生の中で、この舞台がAFTERSCHOOLの最後のライブですけど、本当に嬉しいです。ここは私たちとみなさんだけです。みなさん、わたしはずっと頑張ります。応援してください。AFTERSCHOOLもずっと応援してください。いままで本当にありがとうございました」と涙ながらにコメントし、膝を床につけ頭を深く下げて行う韓国式のお礼「クンジョル」で感謝を示した。

メンバーは涙でラスト曲『Tell me』を熱唱し、最後は絆を確かめあうように8人が涙で抱き合った。そして、向日葵の花束やファンのメッセージ入りの横断幕などが客席からカヒへとプレゼントされ、カヒは「みんなの顔を覚えているから、私のソロも応援してくれる?」と涙を浮かべながらも笑顔で呼びかけ、声援で応えるファンに「約束してくれる? 全部覚えてるよ~」と茶目っ気たっぷりに笑いステージを後にした。

この日は、現メンバーでは最後の単独コンサートで8人は気合いも十分に、最新曲『Dilly Dally』『Lady Luck』やおなじみのマーチングパフォーマンスで『Let’s Do It!』など全23曲を華麗に歌い踊り、ファンを魅了。今秋にファンミーティングを行うことを発表したほか、ナナ、レイナ、リジからなるグループの派生ユニット、ORANGE CARAMEL(オレンジキャラメル)が初秋に日本デビューすることも発表した。